2009年1月〜12月 陰毛とモザイクの関係 2009-01-01 13:28:06 謹 賀 新 年 m(。。)m 元旦から性愛懐疑派・脳内写生らしいテーマを「秘めはじめ」として読者の皆様にお送りいたします。 実は、かなり前から疑問に思っていたことなのですが、週刊誌や写真集等ではとっくに「ヘア」(アンダーヘア=陰毛)が堂々と撮影され、市販することが解禁されているのに、なぜアダルト・ビデオの世界は画面に「ヘア」しか映っていない場面なのに、局部に大きなモザイク処理をするのでしょうか? ショーツの上にパンストを履いているAV女優の股間に、さらにモザイクを掛けるようなビデ倫(ビデオ倫理審査会:業界の自主的審査機関)なんて存在意味がないと思うのですが・・・ 男性週刊誌は購入の際に年齢制限がありませんが、アダルト・ビデオは未成年者の購入は制限されているはずです。 年齢制限がない雑誌等には堂々と「ヘア」が解禁されていて、年齢制限があるアダルト・ビデオには「ヘア」すら解禁されていない・・・ひどい矛盾だと思うのですが?だれも疑問に思わないのでしょうか? 以前、このブログで「インターネットテレビ(光テレビ)の有料アダルトチャンネルの配信画像にモザイクがあるのは詐欺的である。こちらは年齢認証のために住民票まで提出しているのあり、毎月視聴料も支払っているのだ。個人が大人の自己責任で見たいと思っているものがなぜ一方的に制約されるのか」と批判したことがあります。 しかしこの批判に対して光テレビ側からは、いまだに回答がありません。 「2ちゃんねる」譲渡 2009-01-07 00:06:53 世界最大の掲示板といわれる「2ちゃんねる」の管理者である西村博之氏が、「2ちゃんねる」をシンガポールのパケット・モンスター社に譲渡したとのことです。 「2ちゃんねる」は開設当初から、匿名の書き込みによる誹謗中傷や、仮に削除要請しても「削除人」がいて事実上削除されない仕組みがあるなど多くの問題があり、多数の損害賠償請求訴訟を抱えていました。 またここ数年は、裁判所も「2ちゃんねる」がらみの名誉毀損事件については、プロバイダーに対して積極的に情報開示を命じるなど誹謗中傷の温床である「2ちゃんねる」の包囲網が出来上がりつつありました。 こうした経緯があるため「2ちゃんねる」の管理人は日本の法律が及ばない海外の法人に「2ちゃんねる」という掲示板の権利を譲渡することで訴訟を逃れたものと思われます。 しかしこうなると、「2ちゃんねる」で誹謗中傷された人や企業は自力で「犯人」を探し出し、バレないように私的な制裁を加える以外に誹謗中傷を止めることができないことになり、「闇討ちに対する仇討ち」が復活する可能性が高くなると思います。 もしかしたら「2ちゃんねる」が海外に逃げ出したことで、悪質な「2ちゃんねる」の誹謗中傷を叩くための「闇のビジネス」が登場するかもしれませんね。 飯島 愛:その後 2009-01-12 11:04:09 多忙のため、ブログを更新することができませんでしたm(。。)m さて、飯島 愛の突然の孤独死で様々な憶測が飛び交ったわけですが、行政解剖が行われたはずなのに明確な死因が依然として公表されていません。 ネット上や週刊誌の報道によれば薬物の過剰摂取とかが取り沙汰されていますが、そうした情報の中で「飯島 愛は足立区綾瀬で起きたコンクリート詰め殺人事件に関与していた」とか、その事件ですでに服役を終え出所した旧姓「神○ 譲」なる人物と関係が深い等の情報が相当数氾濫している状況です。 実はこの事件の主犯は事件当時少年であり、多くの暴走族仲間が2ヶ月におよぶ監禁と暴行に加わり、主犯少年の家に出入りしていた者は広範囲に捜査され事情聴取を受けていたのですが、その事情聴取の対象となった者のなかに「少女」の数は少なく、「飯島 愛」に結びつく人物は存在しなかったようです。 むしろ、飯島 愛は身近で起きた「綾瀬コンクリート詰め殺人事件」という世間を震撼させた事件に関与していたことを臭わせることで「ワルぶり」を装った可能性が強く、旧友に告白したとされる「犯行」の内容にも具体性がなく、「犯人でなければ知り得ない状況」が告白の中にまったくないことから飯島 愛の「告白」は信憑性がないものと思われます。 監禁&性の奴隷 2009-01-16 11:52:54 東京都江東区のマンションで昨年4月、会社員東城瑠理香さん(当時23歳)が殺害されバラバラに切断され、さらに遺体を細かく切断して水洗トイレから流したり、生活ごみを装って人骨を出勤途中のごみ置き場に捨てるなど、住居侵入・殺人・死体損壊・死体遺棄等の罪に問われた星島貴徳被告(34歳)は1月13日、東京地裁(平出喜一裁判長)の初公判で起訴事実を全面的に認めました。 この事件は検察側冒頭陳述によれば「星島被告は女性を強姦し続けて『性の奴隷』にしようと考え二軒隣の東城さんを襲ったものであり、20分後にはパトカーが現場に到着し、さらに約3時間後に警察官が星島被告の居室に聞き込みに来たため、監禁中の東城さんを殺害し、行方不明事件にしようと考えた」とされており、それにもかかわらず被告は東城さんに対して「性的暴行はしていない」と述べています。 女性を拉致監禁して性交の奴隷にしたいと思う男性の妄想は、いわば非常に「平凡」で「安直」な妄想であり、それこそアダルトビデオの普遍的テーマでもあります。 そうした安易な妄想を無計画に現実社会において実行に移す行為は、「妄想を妄想として活用できない大衆固有の犯罪」なのであり、彼は「性の探求者」でもなく、至高性をめざす例外者ですらありません。 特に星島被告は「性的快楽を与えることで言いなりさせ、恋人にするつもりだった」と供述しており、性的にかなり未熟であったことが容易に推測されます。 なぜなら女性を性的快楽だけで征服し服従させ、さらに相思相愛の「恋人」関係にまで進展させることは催眠術や薬物を利用しても達成できない困難なことであり、むしろ過去の事例を見ると女性を性的に支配するためには「恐怖心」や強大な権力にもとづいた長期のマインドコントロールが必要なのです。 それにしても二軒隣の東城さんの居室では警察の捜査が行われていたはずであり、それにもかかわらず物音を立てずに遺体をバラバラにし、さらに人骨を粉砕してトイレに流すことはきわめて難しいことと思うのですが、いったいどのように人骨を粉砕したのでしょうか・・・ 深夜に何度もトイレの水を流す音に誰も不信感を抱かなかったのでしょうか・・・ 謹 告 2009-01-20 11:16:11 昨年から準備を進めていた「性愛懐疑派」「例外者」「至高性」を求める読者のための「アジール」(安全地帯)の都内での開設のメドが立ち、ようやく2月頃からスタートできそうな見通しとなりました。 かつて福岡市天神にあった脳内リフレッシュの「飾り窓の天使」が、さらにバージョンアップして再登場し、「飾り窓の天使」の店長であったJ・Jや当時のスタッフのNちゃんらもスタッフとして駆け付けてくれる予定です。 問い合わせ先等は、オープンの日程が決まり次第お知らせします。 どうぞ、ご期待ください。 恥骨の問題 2009-01-23 12:31:19 【一度… (Unknown)見に行きたいで〜す。】 コメントありがとございました。もっか、着々と準備を進めています。もうじきです! さて、今回のテーマは「恥骨」です。 恥骨というと、すぐ女性の股間を連想するのですが、男性にも恥骨があり、男女いずれも性器のすぐ上にある骨のことです。 より正確に言うと恥骨は「骨格」というより「関節」というべき構造をしており、左右の骨盤がこの「恥骨」と呼ばれる部分で軟骨によって接合されており、専門家の間では「恥骨咬合」と表記されています。 つまり恥骨は軟骨によって「かみ合わせる形」で接合されているのであり、基本的には歯の噛み合わせ(顎の噛み合わせ)と同じ構造をしています。 しかも骨盤は体重を支え、股関節という不安定な関節で支えられ、その骨盤や股関節は筋肉や靱帯で支えられていますので、骨密度が低下したり、足腰の筋力が低下すると骨盤を支えるバランスが崩れてしまいます。 すると最終的には恥骨咬合が歪んでしまい、様々なトラブルが生じるようになります。 ところが恥骨は性器の近くというデリケートな場所にあるため、触れることができず、恥骨咬合の詳しい説明さえ充分に行えない状況にあるのです。 若い世代の脚力不足や高齢社会の進展により、骨盤がゆがんだり、股関節のトラブルが増加しているのですが、これらのトラブルは「恥骨咬合」の歪みに原因があると考えると解決方法が見えてくるのです。 恥骨:補足説明 2009-01-26 08:59:22 前回、骨盤や股関節の歪みは結局「恥骨咬合」の噛み合わせに現れるので、恥骨のの噛み合わせを補正する必要があると書いたところ、「恥骨の噛み合わせはどのようにして補正するのか」といった問い合わせが数件ありました。 実は、恥骨咬合の補正は場所が場所だけに非常にデリケートな問題であり、これまで整体やカイロプラクティックでは、そこに「触れる」こともできず、誤解を恐れるあまり恥骨咬合の説明すら来院者に満足にできなかったのです。 また恥骨咬合の不整合が判っていても、どのような方法で補正するのか、その方法も確立していませんでした。 また、この技術は著者がブログで説明できるほど単純な技術ではありません。 このため恥骨整体については、近い内にオープンするサロンにこのコースを併設する予定です。 米倉涼子の気品 2009-01-30 15:22:28 【恥骨 (チコ):恥骨のマッサージは激痛です。かなり難しいと思いますが、興味深いです】 チコさん、コメントありがとう。 恥骨咬合の整体は激痛!?ですか? むしろ著者が「デリケートな問題」として戸惑っているのは、施術中に「キモチイイ〜」と感じてしまうのではなかと案じているのですが・・・ なぜなら女性の場合、恥骨の前面にはクリトリスがあり、恥骨の裏側にはGスポットがあって恥骨の周囲は快楽のためのセンサーが集中しているからです。 また男性の場合でも、恥骨はペニスの付け根にあり、やはり敏感な部分に違いありません。 先頃、気品漂う女性有名人に贈られる「Graceful Woman Award」の発表会と授賞式が帝国ホテルで行われ、何人かの女優さんが顕彰されていましたが、そのなかに米倉涼子さんが含まれていました。 彼女は「気品漂う」というより、自由奔放でかなりエロティックな演技もこなす「したたかな女優」であると思うのですが、いかがでしょうか? 多分、米倉涼子さん自身が「気品ある女性」に選ばれたことに戸惑っていたのではないかと思い、著者は内心「あなたは女優として、気品などにとらわれてはダメですよ」と言ってあげたい気分でした。 オーガズムと解脱 2009-02-01 10:18:45 【Unknown (Jumi):私も…恥骨のマッサージは興味があります。最近、骨盤の仙骨をマッサージすると女性系に良いと知り、実践しています。 現在のパートナーから、クリトリスと乳首は繋がっていると教わりました。また、女性の身体におけるいわゆる「感度」は特定の部位のみで孤立しているのではなく、全身の相乗効果であるとも。 余談ですが、女性の感度はすばらしく、男性のそれとは比べものにならないらしいですね。もし男性にあてはめたら男性は死ぬらしいですよ(笑)】 Jumiさん、久々の登場ですね。 恥骨整体を取り上げたところ、意外にも多くの女性から興味があると言われ、著者自身が少々「あわてて」いる有り様です。 Jumiさんが体験したとおり、クリトリスと乳首は繋がっていると同時にヴァギナや子宮・Gスポット・うなじ・腰やお尻のあたり・背中などにある性感帯はすべて繋げることが可能であり、パートナーが「技巧派」で時間をかけて愛撫と性交を続けたら、個人差はありますが1か月から半年ぐらいで全身が性感帯になります。 くれぐれもアダルト・ビデオのように強引に「イカせる」ようなことはしないでください。 Jumiさんは「女性の感度はすばらしく、男性のそれとは比べものにならないらしいですね。もし男性にあてはめたら男性は死ぬらしいですよ」と言うくらい、女性の官能的快楽は深く強烈なので、女性はオーガズムのとき無意識に「イク」とか「死ぬ」とか「死んじゃう」と口走ることがあります。 またオーガズムとはもともと「小さな死」という意味であり、「死ぬほど気持ちがいい」ことなのです。 著者は「至高性」という神仏や道徳・常識抜きの非宗教的解脱(ある種の小さな死)や悟り(生きたまま極楽に往生すること)の世界を標榜しており、「至高性」に到達する方法として商品化されていないオリジナルな性欲を強化することで官能的快楽のエネルギーを高め男性でも容易に女性並の「小さな死」を体験することができることを大衆ではない異質な例外者の皆さんに伝えたいと思っています。 (性交を宗教的解脱の手段と見なした古代宗教は、かつて世界中に存在していましたが、宗教そのもが大衆のための「阿片」であるため古代の性の宗教は結局弾圧されてしまったのです) 著者の「思想的祖先」は「S・Mとは無関係」のサド・「誤解される名誉」を貫いたニーチェ・そしてサドとニーチェの思想を純化・強化させたバタイユの3人であり、ずれも100年から数百年の間を置いてこの世に出現した異質な例外者たちなのです。 ハイヒール 2009-02-04 16:28:34 先日、山手線の池袋駅のホームで向かい側のホームで電車から降りたばかりの女性が片足だけハイヒールを履いており、その片方の足にハイヒールがなく、オロオロ、ヨロヨロしている姿を偶然見掛けました。 おそらく車内が混雑しており、電車を降りようとしたときハイヒールを後ろの人に踏まれ、そのハイヒールを拾おうとしたところ、電車のドアがしまってしまったのだと、そのとき著者は推察しました。 しかし、この女性の異変に気付いて現れた若い駅員さんは、線路に落ちた物を拾うためのアーム型の専用の道具を手にしており、線路内に落とし物がないか探し始めたのです。 すると電車の中にあると思い込んでいたハイヒールが、レールとホームの間から拾い上げられ、片足はだしの女性に手渡されました。 このほほえましい光景を数分見ていた著者は、片足だけのハイヒールの女性がなぜかとても「なまめかしく」思えたのです。 それはハイヒールを片方なくして「困惑」している女性の無防備な様子とミニスカートの組み合わせが「なまめかしく」思えたのか、ヨロヨロとチグハグに歩く姿が「なまめかしかった」のか定かではないのですが、けっして商品化されることはない、著者だけに感じるオリジナルな官能の世界がそこにはあったのです。 例外者へのまなざし 2009-02-06 11:47:23 昨日、このブログの初期の発言である「サド復活:本物のサディストとは」(2006-09-02)に関して、著者の関心を惹くコメントがありましたので、その全文を下記に引用します。 【Unknown (批判):あなたが批判するエビングやフロイトに関しては、ドゥルーズが「マゾッホとサド」でおっしゃっていることの解釈ですよね。彼らは、患者を社会適応者にするという“治療”の役目があったために、排除や負のレッテルを張ろうとしてしまうのは、まあある意味で仕方のない要素もあるかと、私は思います。 私の知見の及ぶ範囲によりますと、バタイユは、ニーチェを先駆者と仰げど、「例外者」たろうとすることを言った箇所はないように思えるんですけど、いかがでしょうか。その意味で、あなたの独自性はおそらく、バタイユの「至高性」という概念に、ニーチェの「例外者」たろうとした部分(「理解されることよりは誤解されることを望む」という言葉や)を結びつけたことだと思いますが。サドの生涯と作品とのずれは、バタイユも「エロティシズムの歴史」の中で述べています。サドを、いかなるものにも従属しない(これはニーチェも言っていますね)「至高性」の人であると言ったのはバタイユですが、それを差し引いた場合、あなたのおっしゃる”サドの知的財産”というのは、どんなものでしょうか。まあ要するに、バタイユがやってくれたこと(サドを「至高性」という形で示してくれたこと)というを、自分の業績のようにしてませんか、それをサドの知的財産といっているのではありませんかっていう批判です。】 このコメントはサド・ニーチェ・バタイユ・ドゥルーズ等の難解な書物をかなり渉猟されたようで、著者の「例外者」という概念やそこから派生したバタイユの「至高性」なる概念まで理解されている「知的な味方」であり、その突然の登場に著者は大変喜んでおります。 たしかに「バタイユは、ニーチェを先駆者と仰げど、『例外者』たろうとすることを言った箇所」はありません。 著者の読書方針は「読者には、あえて誤読する権利がある」(井上ひさし)との立場に立脚し、さらに知的な哲学者はその著書のなかでしばしば「後から付いてくる大衆(読者)を惑わすために、故意に道標を逆して、読者を混乱させることで読者を選ぶためのハードルにしている」ことに気付いたため、目立つ道標を回避して行間を読み進むことにしています。 たとえばサドやバタイユのおどろおどろしい性描写や、ニーチェの超人の思想あるいはニヒリズムと呼ばれる思想などは、著者から見れば「読者を選ぶためのハードル」なのであり、あえて断言すればこれらの「きらびやかなキーワード」には中身がなく、単なる空論にすぎません。 この空論に著名な学者も惑わされ、「哲学の迷子」となった学者たちが堂々と「解説書」を書いているのが実情と思います。 従って「例外者」と「至高性」を結びつけたのは「誤読」の成果なのであり、道標を無視して自分の足で「裏道」を歩いた結果なのです。無論、誤読の責任は全面的に著者にあります。 「サドの知的財産」とは何か?そして、著者の一連の発言は「バタイユがサドを『至高性』という形で示してくれたことを、自分の業績のようにしてませんか」? ご指摘通り、それも一部あるかと思います。 しかし著者が「サドの知的財産」と呼ぶものは、宗教・道徳抜きで「解脱」や「さとり」が可能であることと、宗教・道徳抜きの「解脱」や「さとり」を獲得する手段として、過去に宗教や哲学が排除してきた性欲や妄想を全面的に肯定するサドの捨て身のスタンスにこそ、彼の真の叡知があると思っています。 サドは27年におよぶ獄中生活の中で、オリジナルな妄想や性欲の純度を無制限に高め、その内圧を強めることで彼独自の宗教・道徳抜きの「解脱」をなし得たのであり、オルテガの「大衆への反逆」をみごとに実行して見せたのです。 こうした「大衆への反逆」を貫いたサドの言動を著者は「サドの知的財産」と考え、その知的財産に気付きこれ代々受け継いできたニーチェやバタイユの業績を現代の「性の商品化」の潮流に呑み込まれないように受け継ぐことが著者の使命と考えています。 約100年にひとりぐらいの確率で出現していた異質な「例外者」なのですが、このブログの3年間の平均読者数が80名前後であることを考えると、意外に多くの人の内奥に「例外者」へのまなざしがあることが、インターネットの普及により判明してきました。 飯島 愛の死因 2009-02-07 09:01:49 飯島 愛の死因が「肺炎」であると公表されました。 肺炎は風邪を引いても起きるのですが、肺炎が原因で「突然死」することはなく、高熱と強い咳が続き、その結果衰弱して死亡することがあります。 このため、飯島 愛の死因が「肺炎」であると聞いたとき、多くのひとが「えッ?」と意外に感じたことと思います。彼女はそれほど重い肺炎だったのでしょうか・・・ むしろ彼女の死因が「肺炎」であると公表されたことが、新たな疑念の始まりになるような気がします。 誤読と誤訳 2009-02-08 09:01:13 【Unknown (chihiro)回答ありがとうございます。基本的には、私も著者と考え方は同じです。私も、性について自分自身の中の避けられない偏見をなるだけカッコの中にいれながら、真剣に考えたいという立場で(それは、著者のいう「恋愛懐疑」の立場とおんなじだと思います。)、それゆえ最近このサイトを見つけ、興味深く読んでいました。 また、私も「創造的誤読」(これは島田雅彦の言葉です)についても、この言葉を選んでることからわかるように、賛成の立場です。 ただ、私はニーチェに即して、あくまで警戒を続けた故に、批判なるものを書きました。 つまり、ニーチェは「私は、自己独自の範型を所有し、それを私のうちに求めない人たちとだけ交わりたい。というのは、私のうちに求めるということは、私をして彼らに対して責任をとらしめ、かつ私を彼らの奴隷足らしめるだろうから」(これは、ヤスパースの「ニーチェ」からの孫引きです。 理想社、1966年、上巻、p.46 ) たとえ、著者が書くものに惹かれ、触発されたとしても、それを著者のせいにもしませんよってことです 安心でしょう。愛情の裏返しとでも考えていただいてかまいません。今後とも興味が続く限り読ませていただこうと考えております。それでは】 chihiroさんから、上記のコメントが届きました。 Jumiさんやchihiroさんのように「性愛懐疑派」→「例外者」→「至高性」のスタンスを受け入れてくださる方たちが確実に増えていることが分かり、大いに励まされました。 chihiroさんほどの読書家であれば、すでに気付かれていることと思いますが、「創造的誤読」の障害になるのは「堂々たる誤訳」の問題があります。 特にニーチェの翻訳には誤訳が多く、その誤訳された本をもとに書かれた解説書も数多く刊行されており、その解説書の著者の中には著名なニーチェ研究家も含まれており、さらにニーチェ自身がその著書の中に数々の迷路を設けています。 こうした混乱や混沌の中で、ニーチェの「真意」を把握しようとしたらchihiroさんのように「創造的誤読」をするとか、ニーチェの生涯やバタイユのニーチェ分析を手掛かりに「超読」する、あるいは澁澤龍彦や三島由紀夫のサド研究から源流に向けて「遡上」するしかありません。 セクシュアリティーとアイデンティティ 2009-02-09 15:00:50 最新の科学では男女の違いは性器だけでなく、脳にも違いがあると言われています。 そもそも男女の違いは脳の中に深く根ざしており、脳が男女の性差を司るため、むしろ男女の性差は非常に『あやういもの』となり、脳は女性でもカラダが男性という組み合わせも起こり得るのであり、その逆もまた起こり得るのです。 LGBTとは「レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスセクシャル」の頭文字であり、最近これらの様々なセクシュアリティーの形や価値観の境界線が互いに曖昧になりつつあり、さらにこの多様なセクシュアリティがグラデーションのように融合化してゆく傾向があります。 しかしその一方で、LGBTのお互いの境界が曖昧になるとますます収拾がつかなくなり、大混乱が起きること「間違いなし」なのです。 LGBT:性的少数者 2009-02-10 16:49:06 LGBT(性的少数者)について論じたところアクセス数が急増し、さらに詳しく説明して欲しいとの要望が何件かありました。 そこで「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の「LGBT」の項目からごく基本的な解説を引用しておきます。 【性的少数者とは、何らかの意味で「性」のあり方が非典型的な人のこと。英語のSexualMinorityの日本語訳である。欧米、とくに英語においては少数派(Minority)とは社会的弱者を意味するため性的に少数派にあたるということは社会的・政治的に弱者であるという意味がある。 性的少数派、セクシュアル・マイノリティ、性的マイノリティとも言う。同性愛者、両性愛者、半陰陽者、トランスジェンダー(性同一性障害を含む)などが含まれると考えられている。 同性愛、両性愛、トランスジェンダー、半陰陽は、現象としてはかなり異なったものであるが、幾つかの理由から総じて論じる必要もあることから、性的少数者という概念が用いられる。理由としては次のようなものがある。 人間の性にまつわる活動を、単純に(男女の)2種類に分類できると想定した諸制度において、不都合を生じるという点では、一致している。 これらの概念に関して知識の無い人物からは、しばしば混同されがちであり、混同した上で蔑視する者もいる。 [編集] LGBT 性的マイノリティとよく似た言葉で、しばしば混同される概念・言葉として、LGBT がある。これは、レズビアン(Lesbian・女性の同性愛者)、ゲイ(Gay・男性の同性愛者)、バイセクシュアル(Bisexual・両性愛者)、トランスジェンダー(Transgender・性同一性障害を含む)の頭文字から作られた頭字語である。性的少数者と LGBT の概念上の違いは、性的少数者が社会学的に、外部から性におけるマイノリティを定義しているのに対し、LGBT は、ゲイのコミュニティ、トランスジェンダーのコミュニティ等に属する人々が、自らを呼ぶ言葉としてこの名称を選んだということである。LGBT は、インターセクシュアル(Intersexual・半陰陽)を加えて LGBTI と言ったり、クィア(Queer)を加えて LGBTQ と言ったりもする。 [編集] LGB / TTI また、LGBT は性的指向によって決まる】 以上が「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用(抜粋)です。今後、数回に分けて上記『ウィキペディア』のLGBT(性的少数者)に関する解説を皆さんに紹介いたします。 ところで、著者は上記の「LGBT(性的少数者)」に関して強い異論を抱いています。 まず、性的嗜好あるいは性的指向によってLGBTであるか否かが決まるというその前提に重大な疑義があるのです。 性的嗜好あるいは性的指向の根底にあるものが「なに」であるかを「懐疑」(深く考える)することなく自己の性的嗜好あるいは性的指向を自認することは誠に軽率すぎる行為です。 たとえば著者が何度も指摘してきた「何者かが金儲けのために企画し、購入者を発情させる装置として商品化された性欲」(例:アダルトビデオ・ゲイバーなど、「商品化された性欲」は上野千鶴子氏の用語)に単に振り回されている可能性もあり、性的自己決定権という難解なテーマについて知的に懐疑してり、自己の内なる分身と真剣に格闘したことがないような、「お金儲けできるからニューハーフになった」とか、芸能人として目立つ存在になりたくて性転換した者等は「LGBT(性的少数者)」のカテゴリーには含めないという厳格な定義が必要なはずだからです。 つまり悩んでもいない、まるでゲイであることをアッケラカンと楽しんでいるような「脳天気でお馬鹿なゲイ」と、社会的弱者として堪え忍んでいる「LGBT(性的少数者)」の間には「アイツらとは一緒にしないでくれ!」と呼びたいような厳しい差異があるのです。 なお、著者がかねてから唱える「例外者」の概念は、決して社会的弱者なのではなく、大衆社会において抑圧されると見なされるLGBTとは一線を画しており、「例外者性」は単に性的な少数者にとどまるのではなく、生き方そのも、存在そのものがごく少数の限られた異質かつ知的な存在であることを強い意志を持って貫く「異人(まれびと)」なのであり、あくまでも「例外者」の目標は大衆がコントロールできない性欲のエネルギーを活用して大衆のための宗教と道徳を超越し、聖なる「至高性」を獲得することにあるのです。 オーバー・ザ・レインボー 2009-02-14 01:02:14 LGBT(性的少数者)に関するフリー百科事典「ウィキペディア」からの引用を続けます。 ---------------------------------------------------------------------- LGBTとは、レズビアン(女性同性愛者)・ゲイ(男性同性愛者)・バイセクシュアル(両性愛者)の三つ、すなわち LGB の極と、ジェンダー・アイデンティティ(性自認)によって決まり、トランスジェンダー・トランスセクシュアル(性転換症)・インターセクシュアル(半陰陽)の TTI の極に二分される傾向がある。 その中でも特に、ゲイ・コミュニティの権利主張の声が大きいため、「LGBT=ゲイ・コミュニティ」を意味する場合がある。 以下に説明するレインボー・フラッグが典型であるが、これは本来「ゲイ・コミュニティの多様性」の象徴であった。 しかし、LGBT の象徴として使用されることが多く、性的マイノリティのなかで、性的指向の極、すなわち LGB が多数派を形成し、少数者の中の更に少数者として、TTI の極が位置付けられる現実がある。これは、同性愛者の人口比がきわめて大きく、統計によって異なるが、おおよそ、人口の5%程度が先天的な同性愛指向を持つと考えられるのに対し、トランスジェンダーやインターセクシュアル は、人口比ではるかに少数であるという事実からも言える。 TTI 極がマイノリティの中における更にマイノリティになるのは、人口比で少数であること以外に、LGB の性的指向極は個人によって多様性があるとはいえ、指向の次元で見ると、比較的に単純な構造を持つのに対し、TTI の場合、性的自己同一性の問題が関係してきて、性的存在としてのありようが非常に複雑になると言うことも理由としてある。TTI の人は、性的指向で見ると、異性愛、同性愛、両性愛、無性愛と、指向のすべてを含むことが一般で、異性愛者の TTI の人というのがむしろ稀である。つまり、TTI の人たちは、同時に LGBを兼ねているのが普通で、端的な LGB の人たちに比べ、より複雑であり、自己の在りようの把握が、より困難である。 [編集] 象徴としての「虹(レインボー)」 性的少数者の象徴として、現在、合意されたフラッグやシンボルは存在していない。「虹(レインボー)」を LGBT の象徴・代名詞として使用しようとする意見もあるが、「虹(レインボー)」は以下に述べるような特徴を持つため、様々な意味が内含され、性的多様性とは別の場面でも様々に使用されているため、これをGBT の象徴とすることは未だ合意されていない。例えば、オリンピックの五輪旗も「虹(レインボー)」の五色を使ってデザインされており、この場合は人種や民族の多様性・平等性を示している。それ以外にも、様々な政治的スローガンの象徴として「虹(レインボー)」は使用される。 ゲイ・コミュニティは、「虹(レインボー)」を自分たちのプライド表現であるとして、これを採用している。「虹(レインボー)」の色はセクシュアリティの多様性を象徴するものと解釈されている。 虹には様々な色が含まれ、共存している。 虹を構成する色は連続的であり、明確な境界を引くことはできない。 しかし、「虹の七色」というように人間は便宜的に境界線を引いて区別している。 時代・地域によっては「虹は五色」であり、境界線の引き方は文化に依存する。 境界線を重視しすぎると科学的には正しくないことがある。 [編集] レインボー・フラッグ レインボーフラッグレインボー・フラッグ(虹をモチーフとした旗)は、しばしば性的少数者ないし LGBT の象徴と見なされるが、元々はゲイ・コミュニティの象徴であった。別名「ゲイ・プライド・フラッグ」(ゲイの尊厳の旗)とも呼ばれる。同性愛者団体の活動などでは虹色の旗(レインボーフラッグ)が用いられ、日本の東京・新宿二丁目で2000年から行われている「東京レインボー祭り」の名称もこれに由来する。レインボー・フラッグは、1978年にゲイ・コミュニティの象徴となる旗のデザインを依頼されたギルバート・ベイカーが考案した。 現在のレインボーフラッグにおいては赤、橙、黄、緑、青、紫の6色で虹を表している。ただし、ベイカーによるオリジナルの旗はピンク、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の8色であった。製造上うまく発色しないことからまずピンクが削除された。 次に、1979年のサンフランシスコのゲイ・パレードにおいて、虹色の横断幕を左右に分割できるようにと、藍が削除された。 [編集] (サムウェア・)オーヴァー・ザ・レインボー (Somewhere) Over the Rainbow (虹の彼方に)は、性的少数者のテーマソング的名曲。E・H・ハーブルグ作詞、ハロルド・アーレン作曲。 アメリカのミュージカル映画「オズの魔法使い」(MGM・1939年)の中で、主人公のドロシー(ジュディ・ガーランド)が、カンザス州の自宅の庭で、虹の彼方(オーヴァー・ザ・レインボー)を夢見て歌う。なお、この場面はモノクロである。 後年、ジュディの娘であるライザ・ミネリがゲイの作曲家ピーター・アレンと結婚するなど、性的少数者が身近にいたことから、彼らに対して理解の深かったジュディは彼らのアイコンとなり、1969年6月22日に亡くなった彼女を追悼するためにニューヨークのパブ・「ストーンウォール・イン(Stonewall Inn)」に集まった同性愛者たちが警察と衝突した事件が、有名な「ストーンウォールの反乱」(同年6月27日)である。また、両性愛者の歌手エルトン・ジョンは、ジュディの死を悼んでグッバイ・イエロー・ブリック・ロードを作曲したが、これは映画の中でオズへ続く「黄色いレンガの道」を指している。 =フリー百科事典「ウィキペディア」からの引用=つづく LGBT:つづき 2009-02-15 09:28:45 やや長文ですが、WikipediaからのLGBTの引用を続けます。 著者のLGBTに関するコメントは次回にまとめてアップします。 [編集] 性的嗜好の少数者 性的マイノリティと呼ぶときには、LGBT の範疇とは別のカテゴリに入る、性的に非典型的な傾向を持つ人々も含まれる。ここにも、LGBT と性的少数者の概念的な違いが現れる。具体的には、性的嗜好が極端化するか、または人格の変容・障害の結果として性的な嗜好において極端な偏倚が見られる人々も、性において非典型な人たちとして、性的少数者に入る。 ペドフィリアのうち、性嗜好障害、すなわち精神疾患の域にまで達している場合、やはり性的マイノリティとなる。社会の偏見があり、また自己の内部で葛藤があり、孤立せざるを得ない。 BDSM などのうち、やはり精神障害の域に達している者たちは、パラフィリア(性的倒錯)の人物として、性的マイノリティに数えられる。 英語の「セクシュアル・マイノリティ(sexual minority)」は、性的指向や性同一性に関する非典型者を意味するのみではなく、文字通り「性における少数者」を意味するのだと考えれば、LGBT とは自ずから異なった意味になる。社会的少数者と同様、人たる権利(人権)において何らかの意味で不利な立場に立つ者として、性的マイノリティは意味が広い言葉だとも言える(参照)。 [編集] 文化の問題 性的少数者の概念を支えているのは LGBT の存在であり、その中でも同性愛とトランスジェンダーが中心的な役割を持つ。 しかし、同性愛については、ストーンウォールの反乱においてゲイの権利運動を活発化させたアメリカやヨーロッパにおける概念把握が、グローバルな世界の諸文化では必ずしも妥当しないと言う事実を考慮に入れなければ、無意味である。欧米における同性愛概念は、世界の様々な社会や文化において、そのままの形では適用できない[1]。 また、アルフレッド・キンゼイ(キンゼイ報告)とシェア・ハイト(ハイト・リポート)の調査結果は、現実には多数の人が男女の両性に性的魅惑を感じており、両性愛者はマイノリティではなく、数の上で最も多いマジョリティであることを示している。 にも関わらず、両性愛の人が自分が両性愛であるとカムアウト(カミングアウト)することは稀である。その理由は、同性愛の部分で社会からの圧力を感じるためである[2]。両性愛者であることを公言することは則ち、欧米では同性愛者のなかに数えられるという現状が存在する。しかし、ヴァネッサ・ベアードが記すように、性的少数者に対する抑圧・権利侵害などは、むしろ西欧社会が促したものだという主張もある。 LGBT の中で、もう一つの重要な項であるトランスジェンダーは、それ自体が空の星のように限りないもので、欧米の文化内部で見ても数え切れないヴァリエーションが存在し、「第三の性」を歴史的・文化的に認めて来た社会の存在なども考慮すると、「性の多様性」は無限に発散するとも言って過言ではない。トランスジェンダーのレンジには異性装を含むが[3]、日本においても、男色(同性愛)が何らの問題もなかったように、女装の伝統文化が存在する。 文化的に、トランスジェンダーに「第三の性」を認める社会も存在する。インターセクシュアルは、数え方の方法にもよるが、男女判断の難しい外性器や内性器の混乱を持つ幼児が2000人に一人の割合で存在するという統計からは[4]、完全に男女分化していない嬰児の数は遙かに多いのであり、これを外科的に修正しようとして結果的にアメリカは数多くの失敗を犯している(デイヴィッド・ライマーの実験例も存在する)。更に「トランスジェンダーとは何なのか」の基準自体が、依然として曖昧なままである。 欧米が提供し主張する「性的マイノリティ」の概念・主張は、グローバルな広がりにおける地理的・文化的な多様性の中では、一般性を持たないことが確認され、また歴史的にアメリカや西ヨーロッパ自体の歴史を振り返っても、一般性を持たないことが明らかである。「性の多様性」は星の数ほど存在するが、それぞれの社会・文化には、セクシュアリティやジェンダーの問題に対する固有の思想・伝統が存在するというべきである。 [編集] 用語法 この節の内容に関する文献や情報源を探しています。ご存じの方はご提示ください。出典を明記するためにご協力をお願いします。 日本語の「少数者」・「少数派」は、「マイノリティ」に比べて「政治的・制度的に不都合を被っている」というニュアンスが希薄であり、単に「少数である」という事実を述べているに過ぎない、と考える人もいる。彼らの中にはセクシュアル・マイノリティの語を使うことが、よりポリティカル・コレクトネスに合致すると主張する者もいる。(以上、Wikipediaからの引用) 大衆治療体制 2009-02-19 09:52:41 LGBT(性的少数者)について、このブログで連続4回取り上げ、フリー百科事典「ウィキペディア」から長々とLGBTに関する記述を引用してきましたが、ようやく著者としてこのテーマを「総括」する段階に至りましたので、このグログの過去の記述を引用しながら説明したいと思います。 実はLGBT(性的少数者)には、依然として「定義のあいまいさ」があります。 LGBTとはレズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスセクシャルの頭文字なのですが、同時に社会的・政治的な性的弱者を意味しており、何らかの意味で性」のあり方が非典型的な人のことなのであり、同性愛者・両性愛者・半陰陽者・トランスジェンダー(性同一性障害を含む)等が含まれると定義されています。 しかし、性的少数者という定義そのものが「性的多数者」(性的ノーマル)を前提としており、出生の時点で他者によって判定された戸籍上の性別を違和感なく受入れており、自己の性別にことさら疑問を抱くことがない「大衆」の視点からの定義なのです。 たとえば「大衆」は出生時に男性と判定されたものは男性として育てられ、当然のこととして女性を愛し女性と結婚します。 女性の場合も、女性差別を受けたとき「男性として生まれれば良かった」と思う時があっても、基本的には女性と判定されたら女性として育てられ、当然のこととして男性を愛し男性と結婚します。 そして生涯このシステムに疑問を抱くこともなければ、このシステムから逸脱しようとも思いません。 一方、「ジェンダー・アイデンティティ」と言う知的な視点にめざめると、性的少数者と見なす「大衆」の視点がいかに無知であるかが思い知らされることになります。 「大衆」は人間の性別は男性と女性のふたつしかないと信じていますが、実は身体解剖学的性別(セックス:♂と♀)と心理的・脳内的社会的な性別(ジェンダー)が存在します。 (この「ジェンダー」という用語はきわめて多義的であり、この用語の使用にあたっては、心理的・行動的・社会的側面等のどの側面で用いられているかのか、慎重に解釈する必要があります) そして「身体解剖学的性別」と「ジェンダー」が不一致なもの、つまり身体的性別と心理的性別(脳内性別)が一致していないと認識している者が「性同一性障害」であり、当人が身体的性別か心理的脳内的社会的性別かのどちらかの性別をより強く意識するか、さらに精神的・脳的立場から見て自分自身の身体的もしくは社会的性別に違和感を抱き、(あるいは間違った性別に属していると感じ)、それにより強い精神的な葛藤をおぼえ、身体的もしくは社会的な性別や与えられた性役割を脳や精神の性別に合わせようとする、心理的脳内性別と生まれつきの性別との間に生ずる適応の障害」が発生します。 つまり「ジェンダー・アイデンティティ」とは、「一人の人間が男性・女性もしくは両性具有として持っている性愛の個性の統一性・一貫性・持続性」のことであり、この個性が「ゆらいで」統一性等が保てなくなる状況を「性同一性障害」と分類されるのです。 ただしこの「同一性」とは、「身体的性別と心理的性別が一致して同じであること」との意味ではなく、「自己の性愛に関する個性(性意識)が継続的に同一であること」を意味するのであり、身体的性別と心理的社会的な性別の一致を意味しているわけではありません。 (換言すれば、この「自己の性愛に関する個性(性意識)が継続的に同一ではない」ことに自ら気付くことを「大衆医療体制」が「性同一性障害」と呼んでいるのです) より判りやすく説明すると「性同一性障害」とは「脳内性別」と「解剖学的性別・遺伝子上、染色体上の性別・外形や外性器の特徴にもとづく性別・戸籍上の性別」等が食い違いを起こした状態を指しているのあり、この食い違いを治したいと願う人達の心の葛藤や障害を表している用語と言えます。 そのうえ人間の性別には解剖学的性別・遺伝子上、染色体上の性別・外形や外性器の特徴にもとづく性別・戸籍上の性別・恋愛の対象となる性別・心理および精神の性別・社会的性役割に関係する性別・男っぽい、女っぽいと言う見掛けや仕草の性別等があり、さらにこれらの性別に「性交を強く求める傾向」とか、「性交にあまり関心がない傾向」といった性欲の強弱が組み合わされますので「ジェンダー・アイデンティティ」の問題は相当難解になってきます。 しかもこの問題の根底には「男女いずれかの典型的な身体的特徴にもとづく性別と、その性別と一致した心理的脳内性別を有するものが正常であり、そうでないものは精神異常であり、一致するように治療が必要である」という「大衆治療体制」側の決め付けが内在しています。 (長文となりましたので、ここで小休止します) =つづく= 虹色 - LGBT特設サイト 2009-02-22 13:07:10 前回のブログで、「自己の性愛に関する個性(性意識)が継続的に同一ではないことに自ら気付くことを『大衆医療体制』側が『性同一性障害』と呼んでいる」と述べました。 そして、この問題の根底には「男女いずれかの典型的な身体的特徴にもとづく性別と、その性別と一致した心理的脳内性別を有する者が正常であり、そうでないものは精神異常であり、一致するような治療が必要である」とする「大衆治療体制」側の決め付けが内在してることを指摘しました。 また「性同一性障害とは『脳内性別』と『解剖学的性別・遺伝子上、染色体上の性別・外形や外性器の特徴にもとづく性別・戸籍上の性別』等が食い違いを起こした状態を指しているのあり、この食い違いを治したいと願う人達の心の葛藤や障害を表している用語と言える」と説明しました。 以上が前回のブログの要旨です。 さらに補足すれば、各自が自分で官能のあり方を考える「性的自己決定能」や、著者の造語である「性別自己選択権」の獲得も不可欠です。 (それぞれのキワードは「ブログ内キーワード検索」を利用して検索してください) こうした状況を前提に、著者はたとえば「n個の人格・n個の性・n個の性欲」(6月10日)と題するブログの中で【強烈なエクスタシーによって魂の浄化をめざす至高の例外者は、脳内に以下のような多様なファンタジーを有しています。 ?社会的人格を着脱したあとの、コントロール可能なn個の人格 ?ジェンダーとしての男性性・女性性・男女いずれでもない無性性・両性具有性・人間以外の存在動物・ 植物・妖怪)等のn個の性 ?商品化されていないオリジナルなn個の性欲 上記の「n個」の「n」とは説明するまでもなく「1以外の任意の数値」のことであり、その数値は各自異なります。 したがって計算上「nの3乗」のファンタジーが可能となり、これが例外者が体験する脳内写生の数値モデルとなります。 「nの3乗」と言う豊かなファンタジー・枯れないファンタジー・尽きない妄想・あふれ出る妄想、これが例外者の創造力や活力の源泉なのです】と記述しました。 また「六つの性別について」(8月5日)のブログでは、より詳細に以下のように論じています(長文ですがあえて全文を引用します)。 【−略−「性同一性障害」は、いわゆる「男らしさ」や「女らしさ」という社会的類型にとらわれているのであり、性別にとらわれているのではないかという疑問が次々と浮かんできます。 ?他者によって判定された「戸籍上の性別」 ?自己選択した「心的性別」 ?「外見上の性別」(見た目」の印象、その外見によって周囲から与えられた性別) ?「部分的性別」(性器を除く身体上の特徴) ?「医学上の性別」 ?例外者としての「両性具有性」 「?」は内奥の分身に気付くことが不可欠で、しかもその分身が性別を自在に転換しうる者であり、「なにものにも依存しない」例外者が有する複数の性別のことです。 自己の性別になんの疑問も抱かない大衆には、こうした議論は生涯無縁のことかもしれません。しかし人間の官能領域は実に広大であり、さらに努力次第で拡張される可能性を秘めているのです。 さらに、例外者の人格は単一ではありません。 (A)社会的人格を着脱したあとの、コントロール可能なn個の人格とコントロール可能な多形倒錯 (B)ジェンダーとしての男性性・女性性・男女いずれでもない無性性・両性具有性・人間以外の存在(動物・ 植物・妖怪)等のn個の性 (C)商品化されていないオリジナルなn個の性欲 以上の三つが例外者の内奥には存在します。 「n個」の「n」とは説明するまでもなく「1以外の任意の数値」のことであり、その数値は各自異なります。 したがって計算上「nの3乗」のファンタジーが可能となり、これが例外者が体験する脳内写生の数値モデルとなります。 「nの3乗」と言う豊かなファンタジー・枯れないファンタジー・尽きない妄想・あふれ出る妄想、これが例外者の創造力や活力の源泉となります。 以上のような著者の見解を読んだあとで、ぜひ「NHKオンライン『虹色 - LGBT特設サイト』を覗いて見てください。 このサイトの「メッセージ」欄には多くのLGBTの皆さんの体験談やメッセージが載せられています。www.nhk.or.jp/heart-net/lgbt/message/index.html しかし、このサイトの投稿者には「性的自己決定能」や「性別自己選択権」がないことがご理解いただけると思います。またLGBTと、知的な営みである例外者は別のカテゴリーに分類すべきことがお判りいただけます。 満員電車の中で 2009-02-25 19:40:32 このところ、相次いで大阪と福岡の出張がありましたので、このブログの更新ができませんでした。 著者は、山の手線を利用して移動することが多いのですが、先日いつもより1時間早い電車に乗車したところもの凄い混雑で、文字通りの「すし詰め」ラッシュでした。 このブログで著者は、満員電車に乗ったら痴漢と間違えられないように、女性の近くには行かない、両手は必ずつり革を握ることにしていると何度も書いて来ました。 当然この時も著者は女性から離れて立ち、両手でつり革を握っていたのですが、あとから乗車してきた20代半ばの会社員とおぼしき女性が、すし詰め状態の車内の中央に立ち、揺れる車内で周囲の乗客に上体を預けた形で、まるで海草のようにユラユラと揺れながら「居眠り?」を始めました。 なにしろギュウギュウ詰めの満員電車ですから、身動きもできません。 仮にカラダの力を抜いても倒れることはないでしょう。 彼女はそうした状況を利用して立ったまま寝た?わけですが、周囲にいた乗客は一方的に体重を預けて寄りかかってくるこの女性に困惑しきりでした。 お願いです、満員電車の中で「立ち寝」するのはやめてください。 杉本 彩:インテリジェント・セックス 2009-02-27 14:31:40 杉本 彩著「インテリジェント・セックス」(祥伝社新書2/26発売)の関連記事が、「オンナが涙する熟年オトコのインテリジェント・セックスの奥義」と題して週間ポスト3/6号に掲載されていました。 「インテリジェント・セックス」とは、知性と想像力を駆使した肉体だけの快楽に頼らない、成熟したオトナのセックスのことだそうですが、杉本 彩には申し訳ないのですが「知性と想像力を駆使した成熟したオトナのセックス」は大衆がもっとも苦手とする分野であり、発情したら射精したがる「直情径行」が大衆の身上なのです。 著者はかねがね商品化されていないオリジナルな性欲の純度をを高める努力をすること、そしてどのような妄想でも否定するのではなく、妄想に栄養を与え、妄想を励まし、妄想を脳の中で培養してそのエネルギーを爆発させることを「脳内写生」と呼んできました。 ところがあらゆる性欲が商品化されてしまった現代社会では「オリジナルな妄想」を獲得することさえ難しいのです。 このため「知性と想像力を駆使した肉体だけの快楽に頼らない、成熟したオトナのセックス」はアタマでは理解できても、実際に体験することはできません。 それが体験できるのは大衆であることに窮屈さを覚えた「例外者」だけなのです。 正気と狂気 2009-03-01 10:53:33 前回、杉本 彩の「インテリジェント・セックス」について私見を述べたところ、 コメントが2件ありました。 【脳内 (Unknown):で、写生して楽しめるのが、大人。射精しなくても脳内で楽しめる事が例外者と思った。(男は)いつでも、いつまでも射精できないもんな】 男性は射精することが性交や官能的快楽の「ENDマーク」であると思い込んでいますが、深い官能的快楽の頂点は必ずしも射精と一致するとは限りません。 「タントラ」や「ヤブユム」に代表される性交による「悟り」をめざす原始宗教では、脳内における爆発的なエクスタシーを重視します。 従って官能的快楽に必要なのは性交のテクニックではなく、純度の高い固有の性欲なのです。 ところが男性の妄想はきわめて単純かつ貧弱であり、商品化された性欲(AVやポルノ等)に完全に支配されており、一方の女性の妄想は、ほとんどが視覚(ヴィジュアル:女性向けコミック誌等)によって掻き立てられるため、性欲にオリジナリティがなく、しかも不安や恐怖心が強いので妄想があっても官能的快楽に没頭しにくいというジレンマがあります。 【Unknown (chihiro):身体的な快楽=射精をも利用するのも例外者】 chihiroさん、その通りです。 射精は通過点にすぎず、射精は「生理現象」もしくは種の保存のための「生殖行為」にすぎません。 真意はさだかではありませんが、ロシア語の隠語では「性交」のことを「厠(かわや)」と呼ぶそうで、彼の国でも射精は単なる生理現象にすぎないと見なされているようです。 それはさておき、重要なことは、大衆が「ENDマーク」であると思い込んでいる射精の先に、あるいは射精とは別の次元に実は広大な官能領域があることに自ら気付くことであり、この強烈なエクスタシーによって自己とパートナーの魂を浄化することが可能であることを体験すると共に、さらにその危険かつ「(大衆から見て)呪われた領域」から、性犯罪者に墜ちることもなく、また(ニーチェのように)発狂せずに正気で生還することが「至高性」(バタイユ)の真の核心であると「呪われた領域」の中で「悟る」ことなのです。 正気の中には常識と道徳・法律しかなく、大衆から見た「狂気」の中にしか真の「自在」も真のエクスタシーもありません。 飯島 愛 お別れ会 2009-03-02 19:17:25 飯島 愛の「お別れ会」で「愛ちゃんは日本の(マリリン)モンローだ」との弔辞があったそうです。 著者は彼女の格別なファンではありませんし、亡くなられた人をムチ打つつもりもありませんが、実は15年程前に、デビュー当時の彼女がモザイク処理なしの「本番AV」にAV女優として出演している「流出モノ」と呼ばれている「作品」を見たことがあります。 そしてこのAVを見たという人も著者の周囲にかなり存在します。 彼女の「プラトニック・セックス」という著者の中では「本番はやっていない」と書かれているそうですが、あのビデオのAV女優は飯島 愛と顔も体型も声も「そっくり」でした。 もし、飯島 愛とは別人の「そっくりさん」がいたのであれば、飯島 愛が有名になった後も「そっくりさん」の作品が発表されたはずなのですが、飯島 愛が有名になるとその「そっくりさん」の作品も見受けられなくなりました。 著者は、「彼女は本番AVに出ていたのだから、モンローと並べるのは不適切だ」といっているのではありません。 タレント飯島 愛としてのサバサバした話し方に比べ、AV女優時代としての経歴に関して飯島 愛は明らかに「言葉を濁していた」と指摘しているのです。 エロティシズムやセクシュアリティを語るのであれば、かつての黒木 香のようにストレートに自己の体験を語って欲しかった、それでこそ「AV界のマリリン」と呼ぶにふさわしい存在になると思います。 有名になると、なぜ自己の性体験について「言葉を濁す」のでしょうか? そこには「あからさまに性を語ると軽蔑される」という大衆社会のタブーに屈した飯島 愛のコンプレックスがあるのではないかと思うのです。 飯島 愛には、最後まで昂然と胸を張り、「本番AVのどこが問題なの?」と開き直っていて欲しかった。 彼女の冥福を祈ります。 ぎゃ〜ッ!! 2009-03-03 16:12:31 昨日、飯島 愛の「お別れ会」についてコメントしたところ、思わず「ぎゃ〜ッ!!」と悲鳴を上げるほどのアクセス件数があり、びっくりいたしました。 それにもかかわらず、著者の辛口コメントに対する批判等が1件もありませんでしたので、あのコメントは読者の皆さんに「おおむね受け入れられたもの」と理解させていただきます。 新潟県とスカート丈 2009-03-06 11:47:19 【見たけど (Unknown):つまらないからスルーしてコメントないだけだよ】 あ、そうでしたか。 昨日、迷惑メールのなかに飯島 愛の裏DVDの通販カタログが紛れ込んでおり、 その説明文に「『飯島愛の看護婦さん』元祖イケイケギャルの飯島愛ちゃんの懐かしい本番ビデオ作品」として紹介されていました。 この本番裏ビデオは相当広範囲に流布されているようです。 女子高生のスカートの丈が一番短い都道府県はどこか、ご存知ですか? 新潟県内の高校では、生徒指導の教員らでつくる「ミニスカート協議会?」なるものがあり、風紀の乱れを防ごうと短すぎる制服のスカート丈をやめさせるため「勉強もスカートも、やる気次第でまだまだのびるんだ」と書かれたポスターが作られ、新潟県内の高校に掲示されているのだそうです。 さらに新潟県では女子高生のスカート丈を改善するため、文書で保護者に協力を求めるなど対策を進めているとのこと。 女子高生のスカートは、服装検査の時は元に戻して長くしておくものの、校外ではウエスト部分を巻き上げて極端に短くし、さらにその下にスパッツを履いてガードするなど「露出する努力を惜しまない」ことは良く知られていることなのですが、問題の本質は「なぜ女子高生がスカートを巻き上げ太腿をあらわにしたがるのか」という点にあると思われます。 一般的な解釈では「親や学校・一般社会に対する反抗心の現れ」(高校生が隠れて喫煙するのと同じ現象)と見なされているのですが、「商品化された性欲」として頻繁に取り上げられる「女子高生」「制服」が存在し、さらに「生身の女子高生がスカートを巻き上げ太腿をあらわにしたがる」からには、そこには間違いなくセクシャルな戦略が潜んでいるはずなのです。 つまり、大衆のオトナの男性は女子高生が制服のスカートを短くしただけで、たとえその下にスパッツを履いていたにしても「覗きたがる習性があり、しかもその際に覗かれるスリルや快感がある」ことに女子高生たちが気付いたと見るべきなのです。 さらにこの単純な男性の視線を戦略的に利用すれば、自分への注目度が高まり、さらにさらに「自分がオンナとしてどのくらいの価値があるのかを確認できる」と気付いてしまったのです。 こうした戦略が女子高生にある以上、いくら教員らが「女性の品欠く」と生徒に指導したところでスカート丈が長くなるはずもありません。 むしろオトコの視線を意識することで、自分の価値を確認することは女性にとって「なさけない」ことであり、女性の主体性や女性の自立に反する行為であることに 気付かせることが重要と思います。 SEX AND THE CITY 2009-03-09 08:27:57 インターネット光テレビのLaLa・TVチャンネルで人気の「SEX AND THE CITY」(SATC)を時々見ていますが、タイトルが「いかにもそそられる」タイトルなのに、何度見ても著者はいつも落胆させられ「ものたりない気分」なのです。 SATCはレズビアン・セックス中毒・不倫・過食症・・・などなど、ありとあらゆるスキャンダラスなテーマを日常の中で取り上げ、さらに「精液はマズイ」などと過激なセリフを出演者が連発するなど「あれもこれも盛りだくさん」なドラマになっているのですが、バラエティ化すればするほど大衆の興味本位の視聴率は稼げても、かんじんなドラマのテーマがぼやけ、まるで「なんでもありの回転寿司」のようにますます退屈なドラマと感じてしまいます。 同様に「デスパレートな妻たち」というドラマも「これでもか・これでもか」とショッキングな出来事を羅列して見せるのですが、やはり「なんでもありの回転寿司」のように最初は衝撃を受けても一通り見てしまうと、すぐ飽きてしまうような底の浅いドラマと感じてしまいます。 大衆社会では性欲や妄想する能力そのものが「退化」しており、エロティシズムもセクシャリティも「他者が金儲けのためにどんどん商品化」してしまうため、すべてが「マンネリ化」してしまい、当然ドラマの分野でも視聴率稼ぎのために性欲や妄想までもが安易に商品されてしまいます。 しかし、官能的快楽の領域は大衆が安易安直入り込めないほど深淵で奥深い世界なのです。 著者がこのブログを通じて伝えたいことは、性欲や妄想は他者が企画するものではなく、あくまでもオリジナルな「白昼夢」として見るべきものであって、商品化されていないオリジナルな性欲の強化・オリジナルな妄想の強化によって例外者として大衆社会から「独立・脱藩」(ドロップアウト)せよというきわめてアナーキーかつ異質なメッセージなのです。 ツマラン大衆 2009-03-10 22:29:32 【わかる人に…(Unknown):わかればいいんでしょ?なら、大衆に問いかける必要などない。著者こそが、ただのツマラン大衆かもしれない。】 なるほど、でも多分このコメントは前回のブログの末尾で、著者が、【著者がこのブログを通じて伝えたいことは、性欲や妄想は他者が企画するものではなく、あくまでもオリジナルな「白昼夢」として見るべきものであって、商品化されていないオリジナルな性欲の強化・オリジナルな妄想の強化によって例外者として大衆社会から「独立・脱藩」(ドロップアウト)せよというきわめてアナーキーかつ異質なメッセージなのです】と述べたことを、「大衆へのメッセージ」であると解釈したことにあるのではないかと思います。 そのように解釈するのはご自由なのですが、著者のブログはここ数年一貫して「大衆批判」を続けてきたのであり、前回のテーマも大衆からの離脱をそそのかしつつ、自分自身に対してた常に「大衆からの決別」を宣言していないと、知らぬまにて「大衆」に逆戻りしていることがあるからです つまり、常に大衆を否定し批判していないと、「大衆なるもの」は厚かましくも際限もなく例外者の領域に侵入してきて、まるでツタが家に絡みついてその家を占拠するがごとく深く静かに「侵略」してくるからです。 オルテガの「大衆への反逆」もそうした危機感にもとづいて書かれたものであり、彼は芸術さえもが大衆によって弄ばれていることを嘆いています。 カーネル サンダース 2009-03-12 22:50:28 24年前に道頓堀川に投げ込まれたケンタッキーフライドチキン(KFC)のカーネル サンダース人形が、遊歩道工事の際に300メートル下流から発見されたとの報道がありました。 ここまではTV等の報道でご存知のことと思います。 ところで300メートルを24年掛かって流れたということは、 300,000mm÷24年÷365日=34mm となり、道頓堀川をカーネル サンダース人形は1日34mm(3,4Cm)づつゆっくりと移動したことになります。 道頓堀川は大阪湾にそそぐ河川のひとつですが、その実体はおそらくほとんど流れがない「どぶ川」なのでしょう。 タイガースファンは甲子園球場にこのカーネル サンダース人形を展示したいと切望しているそうですが、むしろ道頓堀川の水質汚染の象徴として戎橋あたりに展示したらいかがでしょうか。 それにしても今回の騒動で、KFCはカーネル サンダース人形が24年ぶりに発見されたお陰で思わぬ宣伝をしてもらったことになります。 ワコール LALAN 2009-03-16 13:00:19 ワコール「LALAN」のTVCMをご覧になりましたか? 花柄のブラを身に付けたモデルさんが花畑に出て、若い男をいきなり投げ飛ばして泉に投げ込み、「愛でも恋でもなんでも来い」と高らかに宣言する、あのCMです。 ワコール「LALAN」のブラを付ければ、「オトコなんて恐くない、矢でも鉄砲でも持ってこい」と言わんばかりの「強いオンナ」からのメッセージなのですが、それと同時にイマドキの若者がいかにも「腰抜け」で「物足りない」と暗に批判しているようです。 かつて若い女性がいきなり男の頬を殴るCMがありましたが、ワコールのこのCMはイメージこそソフトですが、あの男を殴るCMと同じくらいの強烈なインパクトがあるCMと言えそうです。 でも、花柄のブラ1枚で「愛でも恋でもOK」とは行かないのが愛とか恋なのですが・・・ 美少女ロボット HRP−4C 2009-03-17 21:46:49 産業技術総合研究所(つくば)が2億円の費用を掛けて「HRP−4C」と呼ばれる美少女ロボットを発表しました。 このロボットがユニークなのは、笑う・怒る等の感情を表情と身振りで表現することができる点にあり、身長が約150センチ・体重約50キロとほぼ人間と同じ大きさである点に特徴があります。 また、このロボットはまさに美少女タイプの顔つきであり、おまけにやや豊かなバストがあり、どう見ても「男性好み」の外見です。 お堅い同研究所にしては、ずいぶん思い切ったデザインを取り入れたと思うのですが、実は同研究所が開発中のロボットを美少女風にしたのには「それなりの意味」があると思っています。 かつてVHSビデオが登場したころ、これが家庭に普及するまで相当の年月を要すると思われていたのですが、かの有名な「アダルトビデオ」が登場し、さらにこれがレンタルビデオ店を通じて簡単に借りることができるようになると、VHSビデオ再生機は驚くほど短期間に家庭の中に普及したのです。 インターネットだって、かの「アダルトサイト」が登場したことで、急速に家庭に普及したはずです。 なにしろ15年程前は、大学教授たちが「音響カプラー」を電話回線につないで、「これから電子メールを送信します。受信してください」と告げてから「パソコン通信」と称する手間の掛かるEメールをやり取りしていたのです。 ところが通信速度が上がるにつれ、海外の「アダルトサイト」がタダで見られると知れ渡るや否や、あっと言うまにパソコンとインターネットは「家電品」として 家庭の中に入り込んで来ました。 同様に、等身大の豊なバストを持つあどけない美少女ロボットが表情豊かに語り掛けてくれるとなれば、「介護用ロボット」と開発者が強調すればするほど、「性的なサービスもしてくれるのではないか?」と秘かに期待してしまうのです。 叶 恭子 2009-03-20 11:16:19 ある銀行で何気なく週間誌を手に取ってパラパラとページをめくっていたら、「女性自身」に「アラ40(アラフォー)女性対象:満ち足りるSEXって何ですか?」というアンケートが掲載されており、この記事の中で「叶 恭子:私にとってSEXは歯磨きと同じ(毎日歯を磨くように、SEXも毎日して当然)」と発言している部分がありました。 もし、これが彼女のホンネであるとしたら、彼女はエロティシズムの本質がまったく分かっていないことになります。 なぜなら、エロティシズムの領域は「してはならないことを、あえてする」ことで秘かな快楽が生まれるのであり、「禁止の侵犯」(バタイユ)こそが官能的快楽の最大の魅力であるからです。 仮に毎日、歯磨きと同じ感覚で「ゴシゴシ」とSEXしていたら、すぐマンネリ化して飽きてしまうのであり、そこにはスリルも秘密もエクスタシーもありません。 なぜ不倫に走るのか? そこには「許されない恋」「秘密の恋」「してはならないことをしている」「それでもなお逢いたい」という妖しい魅力があるのであり、「ばれたら大変なことになる」という危機感があるからこそ、不倫は「つらく、楽しい恋」になるのです。 一度、「歯磨きのように毎日『ゴシゴシ』とSEXする不倫」を連想してみてください。 ? ? ? ? ? 2009-03-22 20:32:57 【毎日(Unknown):夫婦でゴシゴシしてるとの事ですが、夫婦で妄想してると快楽が高まるのでしょうか?やはり、脳内で妄想すると、夫婦でも毎日になれるのでしょうか?】 著者は毎日「歯磨き」のようにゴシゴシとSEXしているとは書いておりませぬ。 でも妄想があれば、長年連れ添った夫婦でも毎日発情することは可能でしょう。 ためして見てはいかがですか? 「玉」について 2009-03-30 22:33:16 ブログの更新ができず、申し訳ありませんでした。 弁解すると、ただ「多忙」の一言・・・です。 ところで、先日私のスタッフ(30歳女性)と話していたら、偶然、彼女は3年以上も前から著者がペニスに「シリコン玉を入れている」と関係者から聞いていたことが判明しました。 実は、知人の医師からペニスに埋没したシリコン玉を「患者」から「摘出手術」して集めたカラフルな「コレクション」を見せられたことがあり、しかもその30個ほどのシリコン玉がなんとひとりの男性のペニスから「摘出」されたものであると聞いて驚愕したことがありました。 その際、その医師は「自分のカラダに多数の異物を埋め込んだり、身体に穴を開けておびただしいピアスを付ける、ある種の強迫神経症があるのではないか」と自分が感じた見解を著者に語りました。 そのとき著者は「強迫神経症があると同時に、それは異物崇拝(フェティシズム)であり、その異物がペニスに集中して埋没された場合は、やや歪んだ形の男根崇拝と見なすべきではないか」と私見を述べたのです。 なぜなら、その「患者」は埋め込んだシリコン玉が多すぎて重くなり、まるでペニスが「ブドウの房」のように重くたれ下がり、さらに雑菌が入って感染症を起こして腫れ上がっていた写真を見せられたからです。 ここまでペニスに異物を埋めるからには神経症だけでなく「ある種の信仰」があるはずです。 この奇妙な実話を「面白い話し」として何度か著者のスタッフ(複数)に話していたのですが、この話がいつのまにか「ペニスにシリコン玉を入れる話が好きだ」→「ペニスにシリコン玉を入れたいらしい」→「ペニスにシリコン玉を入れている」と伝言ゲームのように伝播して行ったようです。 真相はどうなのか?ご希望とあれば、いつでも著者の「ご神体」をご覧に入れますが。 なお、ペニスにシリコン玉を入れることが「男性にとって気持ちいいのか?悪いのか?」また女性にとって「気持ちいいのか?悪いのか?」に付いては定かではありません。 国内時差ボケ? 2009-04-02 20:27:43 都内で桜見物のウォーキングを主催した翌日早朝、福岡に出張し、店舗の移転と移転先の開店を手伝い、さらにその翌日の夜に東京に戻るというハードな行動をしたら、国内時差ボケ?となり曜日と時間の感覚が薄らいでしまいました。 その間に、「シリコン玉」に関するコメントが三つ届いていました。 【聞いた話・・・ (30代女子)私の友人(女性)の話ですが、痛いだけで全然気持ちよくないそうです・・・】 【私も聞いた (Unknown)痛いだけで、ぜんぜんヨクナカッタと…。でも、男はいいだろぅと誇らしげだったそうです。早く終わるように演技したそうです。】 【えっ (Unknown) 私も、(著者のアレには)真珠が入っていると聞いてました。 違うんですね。 しかも、健康の為にチタンに替えたとも…♪】 多分「チタンに替えた・・・」はモーニングさんのコメントかな? チタンなんか入れたらペニスのほうが傷付くと思いますが・・・ 多くの女性はペニスにシリコン玉を入れた男性とHしても「ただ痛いだけ」とか「少しも気持ちよくない」と感じているようです。 あれは間違いなく「男のひとりよがり」であり、「男らしさの誇張」なんです。 男は自分をオトコらしく誇張しないと男でいられない哀れな生き物なのです。 ハイブロンの怪人 2009-04-06 00:10:12 【・・・ (Unknown)時差ボケ。爺さん呆け。】 そうかも知れない。ボケは当人が知らぬ間にやって来るから。 ドイツの「ハイルブロンの怪人」事件をご存知ですか? 2007年にドイツのハイルブロンで女性警察官が殺害された事件を始まりに、隣国のオーストリアなどで計40件のさまざまな犯罪現場から同一女性のDNAが検出され、犯人の正体が判明しないため「ハイルブロンの怪人」と呼ばれてきました。 ところが最近になって、明らかに少年による事件現場からも「ハイルブロンの怪人」と呼ばれる女性のDNAが検出され、辻褄が合わなくなり再調査の結果、なんと「ハイブロンの怪人」とみなされてきたDNAはDNA検査用の綿棒を作っていた女性従業員のものであることが判明しました。 ちなみにこの綿棒のパッケージには「この綿棒はDNA検査用に使用しないこと」と書かれていたそうで、警察の捜査のあまりのずさんさに「戦後のドイツ警察の歴史の最大の汚点」との批判が続出しています。 我が国の綿棒は、まったく人手を使わずにフルオートメーションで製造されているのですが、この事件でドイツの綿棒は手作業でパッケージ詰められていたことを知り、その事実のほうが驚きでした。 ジェンダーフリー 2009-04-10 16:01:05 著者は数年前から「成城トランスカレッジ」と称するグループの「ジェンダーフリー」に関する議論を静観してきました。 「ジェンダーフリー」なる概念は、フェミニズムの本家である米国ではほとんど認知されておらず、むしろほぼ全面的に否定され概念であって、上記のグループによればこの用語は「日本で捏造された造語に過ぎない」とされています。 なお、「ジェンダーフリー」に関しては2006年に双風舎から「バックラッシュ!〜なぜジェンダーフリーは叩かれたのか〜」と題する単行本も刊行されています。 「ジェンダーフリー」とは、要するに「社会的性別(ジェンダー)の押し付けから自由(フリー)になる」という意味であり、正しくは「ジェンダー・バイアス・フリー」とか「フリー・フロム・ジェンダー・バイアス」と呼んだほうが正確かなと思います。 つまり「ジェンダーフリー」は、社会的・文化的性差に対する偏見や制度的障壁から自由になることをめざす概念であり、他者や社会制度から無理やり「男だから○○でなければならない」とか「女だから○○しなければならない」と決めつける固定的な性差関係や社会的性役割を排除し、「性別不問」の社会を実現することをめざす概念と思われます。 しかし単に、「男女共同参画」=「ジェンダーフリー」=「フェミニズム」と見なすことは誤解であり、「男女共同参画」はむしろ経済における自由主義の立場からの擁護の側面が強いと思われます。 今回著者が「思われます」と曖昧な表現を続けるのは、ラディカルなフェミニストたちが「男女共同参画」や「ジェンダーフリー」を批判しているからであり、著者自身もこの微妙な問題を扱いかねているからです。 特にこの「ジェンダーフリー」には左翼的な思想と「国籍不明の教育方法」が含まれているため、しばしば大衆社会での混乱を引き起こしており、著者はこの概念を「批判」すべきなのか、「賛成」すべきなのか、あるいは「反対」すべきなのか躊躇しています。 東京の養護施設や札幌の幼稚園では、男性性器や女性性器の絵や「縫いぐるみ」を見せて性交や出産の模様を具体的に園児に説明していたことがありました・・・ (つづく) ジェンダーフリー(続) 2009-04-13 23:20:02 ジェンダーフリーをブログのテーマに取り上げたところアクセス数が倍増しました。 前回「ジェンダーフリーには左翼的な思想と国籍不明の教育方法が含まれている」と述べましたが、たとえばジェンダーフリーを標榜する北海道のある中学校の校門で、PTAを名乗る父兄が避妊用ピルを薦めるパンフレットとコンドームを配布した「事件」がありました。 また、宇都宮市では中1〜中3を対象に自治医科大の産婦人科医が性教育を行い、性交の際にコンドームを付けるタイミングを具体的に指導し、さらに肛門性交にも言及したそうです。 また埼玉県の教育委員会が主催する「子育て講座」等で、教育研究協議会の代表らが「人間と性」と称する講演を行っており、小1にペニスやワギナという名称を教え、小4・小5年には性交を教えています。 さらに同県のある小学校では小3〜小5が体育の着替えを同じ部屋で行わせており、どうやらこうしたことが男女が同じ部屋で着替えることがジェンダーフリーであると強調されているようです。 東京都町田市では、かつて小4の授業参観で性教育をやり、男女の裸を絵で見せて性器の名称や性交を教え、男子には女性の裸の絵を見せて「こういうのを見るといい気持ちになって勃起して射精する」とか、同板橋区では「人間と性」の講演を行っている教育研究協議会の山本直英氏の著書を引用した学研の3・4年生の保健の教科書を用いて「おちんちんをいじっていたら白いものが出てきた」とマスターベーションを教えるような授業が行われました。 どうやら、一連の釈然としない性教育は主に「教育研究協議会」なる団体がジェンダーフリー(性差別の撤廃)という造語を掲げて性教育の押し付けを行っているようで、これはある種の性差別撤廃の強引な暴走ではないかと思われます。 問題はジェンダーフリーと称する概念そのものが「和製英語」であって、正統?フェミニズムからはほとんど無視されているのに、あたかも革新的な思想であるかのごとく横行している点にあります。 しかし、大切なことは男女の超えられない性差をお互いに認め合い、お互いに補完しあう思いやりなのです。 なにしろ男性は排卵も妊娠も出産も授乳もできないのですから。 エロ雑誌 2009-04-15 12:24:25 著者が経営する都内のある店舗の横にはソフトドリンクの自販機が2台設置されており、時折その自販機の隣に置いてあるベンチに坐ってタバコを吸ったり、飲み物を飲んでいる人を見掛けます。 ところがこの半年あまりの間に、ベンチに坐っていた人物が立ち去ったあとに、普通の書店では入手できないようなエロ雑誌が、購入したときと同じビニール袋に入れられて放置されていることが数回ありました。それも必ず日曜日の午後で、その雑誌はいつも新品同然なのです。 実はつい先日も、いつものエロ雑誌がベンチに放置されており、これを見つけた著者はこの子どもの眼に触れないように回収して処分したのですが、今回は2時間あまりベンチに坐って雑誌を見ていた中年の男性を偶然見掛けることができました。 多分彼には自宅にこの雑誌を持ち帰れない「事情」があり、日曜日にどこかのアダルトショップで過激なエロ雑誌を購入してから自宅までの帰路の途中にある路地のあのベンチに腰掛け、時間を掛けて一読してからそのまま置き去りにしているのだと思います。 でも、そうして脳内に取り込んだ妄想を彼はどのように発散しているのでしょうか? 他人が企画した商品化された性欲は、何度購入しても性欲が満たされることはありません。 最高裁:痴漢無罪判決 2009-04-19 10:19:37 最高裁が痴漢事件で逆転無罪判決がありました。 最高裁は高裁の判決に誤りがあると、本来は「差戻し」して地裁や高裁で再審理させるのですが、今回の最高裁の判決は1審2審の有罪判決をその場で破棄して無罪を宣告するという異例中の異例の判断でした。 なんと、痴漢事件で最高裁が逆転無罪判決を出したのは初めてのことです。 この事件は3年前に小田急線の車内で防衛医大教授名倉正博氏(63歳)が女子高生に痴漢行為をしたとして、強制わいせつの罪で逮捕起訴されたものなのですが、最高裁第3小法廷は「被害者(女子高生)の供述には疑いの余地がある」と判断し懲役1年10月とした1・2審の判決を破棄し、逆転無罪を言い渡しため、無罪が確定したものです。 この最高裁判決は、満員電車での痴漢事件では「客観的証拠が得られにくく、被害者の供述が唯一の証拠となることが多く、被害者の思い込みで犯人とされた場合は防御の手だてが容易ではないとの特質から、特に慎重な判断が求められる」と指摘しており、痴漢事件でも物証や目撃証言がない場合は被害者の供述だけでは有罪にできないとする、まさに画期的な判断を示しました。 このように最高裁が初めて痴漢事件に関して捜査や審理の在り方を示したことで、今後の警察の捜査や裁判審理に大きな影響を与えることになります。 なお、同教授は2006年4月18日の朝、小田急線の成城学園前駅から下北沢駅までを走行中の車内で、当時17歳だった女子高生の下着の中に手を入れるなどしたとして起訴されましたが、判決は、女子高生が成城学園前駅に着く前から痴漢をされていたと供述しているのに、同駅でいったん下車した後に再び同じ車両の同じ場所に乗り、再度同教授のそばに立った点などを「不自然」と判断しており、きわめて妥当な判断であると思います。 痴漢は後を絶たない陰湿な犯罪ですが、警察官も痴漢の疑いがある人物に対して頭ごなしに「お前がやったんだろう、お前が犯人だ」と決めつける捜査のほうが問題だと思います。 ちなみに米国の痴漢等の性犯罪の捜査では、まず容疑者の手指に被害女性の衣服の繊維が付着しているか否かの証拠を押さえることから捜査が始まります。 痴漢vs女子高生 2009-04-20 23:58:12 最高裁の痴漢逆転無罪判決を詳細に論じたところ、多くの方が注目して下さりアクセス数が急上昇しています。m(。。)m 痴漢は卑劣な犯罪ですが、女子高生の皆さんに一言申し上げたいことがあります。 「制服」にはどうしても制服を着ることで個性が抑圧され、個性が抑圧されることで逆に「秘められた魅力」が発揮されるというジレンマがあります。 ナースの制服・客室乗務員の制服・修道女の制服など、すべての制服には「秘められた魅力」があり、当然 女子高生の制服にもこの不思議な魅力が存在します。 しかもその女子高生が制服のスカートを短くたくし上げて着用すると「もしかすると下着が見えるかも知れない」と思わせる「チラリズム」や、「見られたい・覗かれたいのではないか」と思わせる自己顕示欲が強調されるので上記の制服にまつわる「秘められた魅力」がより一層強くなります。 女子高生がそこまで期待するかもしれないし、期待しないかもしれませんが、いずれにせよ女子高生は女子高生であるがゆえに、きわめて「痴漢されやすい存在」であることを自覚する必要があるのであり、特に満員電車の中では痴漢から自己を「防御」する必要があることを認識する必要があります。 今回の最高裁の痴漢逆転無罪判決の画期的な点は、「被害者」たる女子高生が満員電車の中で痴漢被害を自覚していながら、さらに逃げる機会もありながら、途中の駅で一端ホームに出てから再度もとの車両に戻るなど、女子高生自身にまったく「防御」の要素がなかったことを厳しく指摘したことにあるからです。 これからは、女子高生自身が「狙われやすいことが容易に推測できる状況で無防備に自分をさらけ出した結果招いた性犯罪」では、女子高生側の「自衛」や「防御」の有無が厳しく審理されることになるでしょう。 SMAP 草なぎ剛 2009-04-24 15:45:00 「SMAP」の草なぎ(弓扁に剪)剛(つよし:34歳)が、深夜の公園で全裸で騒いでいたとして「公然わいせつ」の容疑で警視庁原宿署に逮捕されていましたが、24日午後に東京区検は逃亡や証拠隠滅のおそれがないとして帰宅を許可しました。 泥酔したあげく深夜の公園で全裸になり、奇声を発することは(いささか見苦しいことではありますが)お花見の時期なら良くあることで、こうした酔っ払いの奇行にいちいち警官が出動して「公然わいせつ」で逮捕することはないのですが、彼の場合「芸能人の大麻汚染」が報じられた直後でしたので、多分ドラッグの使用を疑われたのだと思います。 なにしろ家宅捜査まで行われたそうですから。 ところで我が国では欧米と異なり、人前で泥酔することを大目に見る傾向があり、飲酒運転・酒気帯び運転は論外ですが、それ以外の酔っ払いに対しての警官の対応は「呆れるほど甘く」、酔っ払いに対して寛容な国と見なされています。 まだ記憶に新しい「泥酔」事件として、今年2月のG7に出席した中川財務相(当時)が記者会見でろれつが回らず「泥酔大臣」と呼ばれ、結局辞任したことがありました。 この「事件」は我が国としてはめずらしく「酔っ払い」に厳しく対応したケースであり、このふたつの「事件」をきっかけに、ようやく我が国も酔っ払いに対して厳しく対処する風潮が定着する可能性もあります。 ちなみに夜の山手線は「酒臭い酔っ払い列車」状態であり、多くの駅の構内に嘔吐物が散見されます。 先進国の首都として少々見苦しいと思うこの頃です。 男性用ブラジャー 2009-04-27 19:21:17 男性用ブラが「楽天」のメンズインナー「その他」部門で1位になったのだそうで、「現在ご注文いただいても1カ月待ちの状態」なのだそうです。 価格は@2,940円でブラック・ピンク・ホワイト・サックスの4色。 購入者の感想として「やさしい気持ちになれた」「セットでショーツも欲しい」など賞賛の声もあるとか。 しかもこのブラは「女装趣味用」ではなく、あくまで「男らしい」ブラを身につけたいという顧客のリクエストに応えて生まれたものだそうで、「よくぞつくってくれた」と絶賛する愛好家は、普通の40代、50代中心の真面目なお父さんが多く、「仕事のストレスが癒やされる」などの声もあるそうです。 もしかしたら、隣のスーツ姿の男性も秘かにブラを付けているかもせいれませんね。 ミニスカ問題 2009-04-29 16:33:29 男性用ブラジャーが発売されたおとのニュースを紹介したら、なぜかこのブログのアクセス数が急増しました。 何か読者の注意を惹くキーワードがあったのでしょうか? 毎年、春爛漫の季節になると大胆に太腿を露出した若い女性がチマタに跋扈(ばっこ)するのですが、今年は昨年と異なり極端に短いミニスカートがとても目に付きます。 たとえばパンストの太腿の付け根あたりから少し織り目が厚くなる「切り返し部分」は通常ミニの中に隠れてしまうのですが、先日電車の中で出会った女性はこの「切り返し部分」がミニの裾からはみ出していました。 ここまでミニスカートが短くなると、多分ミニスカートとアンダースコートが一体になっているのではないかと推測するのですが、彼女の向かい側に坐った男性は身を乗り出すように彼女の足を凝視しておりました。 「不景気になると女性のスカートの丈が短くなる」と言われていますが、あんなに足を露出すると「むだ毛」の処理も大変だし、間違いなく足の日焼けも気になるのではないかとふと気になりました。 昨年もこのブログに書きましたが、彼女たちは「見せたい」のか「見られたい」のか、多分その両方なのでしょうが、要するに「男の視線を浴びたい」そうすることでスリルを味わうと共に、「自分のオンナとしての値打ち」を確認したいのだと思います。 つまり男性の視線という一種の「カガミ」に映った自分を見ることで、自分の存在価値を確認しているのです。 でもそれは自己実現(自分が自分であること)を放棄した「はかない試み」でしかないのですが・・・ chihiroさんへのコメント 2009-05-01 12:14:34 【Unknown (chihiro):つまり、バイアスからのフリー(解放)であった「ジェンダーフリー」という概念が、結局は、性教育の押し付けという新たなるバイアスをもたらしてしまっているという皮肉な事態ということですか。悪用されたというかなんというか。私としても著者同様に、(この曲解は)「ジェンダーフリー」という用語にあると考えております。なぜなら、本家であるアメリカのフェミニズムから認知されていない概念なのにもかかわらず、起源を英語に求めてしまっては(混乱)を招くだけです。だいたい、「ジェンダー」という和製語が定着しているか微妙な段階にあって、そこからの「フリー」を説いたところで、日本人にはわからないでしょう。ところで、ラディカルなフェミニストは、なんといって「ジェンダーフリー」を批判しているんですかね?】 4/13のブログに関してchihiroさんから上記のコメントがありました。 【ラディカルなフェミニストは、なんといって「ジェンダーフリー」を批判しているんですかね?】 実は、その「ラディカルなフェミニスト」たるカテゴリーの定義がまた曖昧なのですが、大別するとマルクス主義的男女平等論者と性教育推進派は我が国特有の「ジェンダーフリー」の曲解を肯定しており、右派の保守的なグループは「行き過ぎ」であると批判しています。 むろん、両派の中間に位置して問題が生じるたびに「右往左往」している論者も多数おりますが・・・ ちなみに著者は、男性であろうが女性であろうが一定の水準にある存在は独立した人格として尊重しあうべきであり、この立場から俯瞰すると、男性同士の婚姻や女性同士の婚姻も認めるべきであり、国家が介入すべきことではないとの結論に到達しました。 ただし、「一定の水準にない存在」(大衆そのもの、未熟な者)は断じて、「一定の水準にある存在」と対等に扱うべきではないと確信しています。 新しい避妊法 2009-05-04 20:16:23 ユタ大学が開発した避妊ジェル(通称:分子コンドーム)は、室温では液状ですが、膣内に注入すると体温と膣内の分泌物(酸性4.2pH)の複合的作用でジェル状に凝固し、膣壁をガードします。 そこに精子(アルカリ性7.7pH)が侵入すると、このジェルが精子の動きを阻止し、ウイルスや性行為感染症の原因となる細菌を撃退します。 しかし実用化はまだまだ先の話で、臨床テストにはあと5年は掛かるとのことです。 かつて、商品名が「マイルーラ」と言うフィルム状の避妊薬があり、とても便利だったのですが、販売停止となってしまいました。 妄撮 2009-05-06 11:54:44 昨年7月に発売された、写真集「妄撮」(講談社)が異例の売れ行きなのだそうです。 「妄撮」シリーズはもともと、同社の男性月刊誌「KING」に連載されていた人気グラビア企画であり、毎回異なるグラビアアイドルや女優・モデルさんたちが登場しています。 またそれぞれの登場人物は、従来のグラビアと異なり普段着とか体操着・通勤姿などその場面にふさわしい服を身に付けています。 特徴的なのは、登場人物の胸元や腰のあたりに紙を引き裂いたような「ビリビリ」があり、服の下に隠れているはずの下着や素肌がのぞけるようになっていることです。 例えば、ある女性タレントが会議室にいる場面では制服の下半身に「ビリビリ」が入れられ、そこからレースが付いた紫色の下着がのぞいており、まさに男性の一瞬の「妄想」を切り取って「撮影」したように錯覚させます。 女性の皆さんから見たら「なんと他愛ない写真集なのか」と思われかもしれませんが、このブログのテーマである「脳内写生」の立場から一言論評すると、たしかに写真集「妄撮」は男性ならだれもが抱く「エロティックな白昼夢」をうまく表現しており、美しくラッピングされた女性の身体を引き裂いて暴き、征服したいという性欲をみごとに表現しているように思えます。 草食系男子がもてはやされる現代に、この写真集のようにあえて妄想を活用しようとする試みが出現したことは、男性の潜在意識のなかには捨てきれない肉欲があるという証拠でもあるのです。 「おっぱいバレー」考 2009-05-07 20:43:35 「もし優勝したらおっぱいを見せて」と、男子生徒から懇願された若い女性の教師が主人公の映画が公開されていますが、きっとこの話の実在のモデルであった教師のおっぱいは、さぞや形が良かったのだろうな・・・と勝手に想像していたら、偶然、ブラが型崩れしないように乾燥することができる、ブラ専用ドライヤー「BraDryer」を見付けてしまいました。 この、「BraDryer」のザインは一見、映画「キャットウーマン」やアニメの「ドロンジョ様」の衣装に使えそうなデザインなのですが、どんなにデザインが良くても機能的そのものは要するに「おっぱい型温風ヒーター」にすぎません。 ところでこのブラ専用ドライヤーを購入する女性は、いったいどのような「おっぱい」をしている女性なのでしょうか? ブラが型くずれしないように細心の注意を払ってブラを洗い、乾燥させるほどの女性なら、ものすごく形が良くて、神々しいおっぱいなのかもしれません。 でも、それほど形が良いと、もしかしたらベッドの中でも「おっぱい」を絶対に触らせてくれない女性なのかもしれません・・・ そして万物はいつか、引力に逆らえなくなるのです。 ブラの逆説 2009-05-10 20:15:36 【逆に (Unknown)形が悪いか、普通なおっぱいだから、ブラの形にこだわるのかも…】 なるほど!そりゃ、ものすごい逆説ですね。 オッパイの形がいいから、ブラにこだわってその形を保とうとするのかと思っていたら、そうではなくてオッパイの形が悪いか、平凡なオッパイだからブラにこだわってオッパイの形を作るのですね。 そして、ブラ専用の乾燥機もそうした「事情」がある女性のためにあるのだと・・・ ものすごい説得力ですね。 もしかしたら、このコメントはそうした心理が分かる女性からのコメントでしょうか? はァ? 2009-05-13 00:51:17 「新しい避妊法」に関するユタ大学の研究を紹介したところ、下記のようなコメントが届きました。 【避妊してるのかい? (Unknown):なぜ?】 著者の返答は「はァ?」の一言です。 小説家が書く小説がすべて実体験にもとづくものとは限らず、また小説の品格と作家の品格・人格は別のものであるように、著者のブログもまたすべて実体験にもとづくものではありません。 避妊の必要があるお相手であれば当然避妊するであろうし、避妊の必要がないお相手であれば当然避妊の必要がないのです。 このブログはまもなく3年目に入るのですが、当初ときどき届いた場違いなコメントを著者は「伝説的コメント」として「殿堂入り」させておりました。 このコメントも久々に「伝説的コメント」として「殿堂入り」させましょうか。 婚活ブラ 2009-05-15 00:14:26 読者の予想どおりトリンプの「婚活ブラ」を紹介します。 下着メーカーのトリンプは裁判員制度など毎回、世間を反映させたユニークなブラジャーを発表していますが、最近「婚活ブラ」を発表しました。 ちなみに「婚活」とは晩婚や非婚化が進む我が国において、理想の相手を求めて就職活動並みの結婚活動を行う男女が増えている現象を言います。 トリンプの「婚活ブラ」は白いウエディングドレスをイメージしており、ブラの中央にある穴に婚約指輪を差し込むと「婚活カウントダウン」がとまります。 実に「くだらない」仕掛けなのですが、結婚相手を探すことが社会現象とみなされるほど、我が国の若者は異性の獲得能力が退化したのでしょうか。 独身貴族だの、フリーターだの、セクハラだのと言っている間に異性を口説く能力すら失ったようです。 Jumiさんとの再会 2009-05-21 00:10:43 16日(土)〜19日(火)まで福岡出張でした。 そして月曜日の夜、Kさんの「快気祝い」をすべく、待ち合わせ場所の博多駅前の支店に立ち寄ったところ、なんとそこに偶然Jumiさんが来店しており、JumiさんもKさんご夫妻と面識があったことから「ではJumiさんも一緒に快気祝いにお誘いしましょう」と言うことになり、結局同店の店長と著者を含め計5人でバスセンターの8階の飲食店で食事&お酒で盛り上がって参りました。 ちなみにJumiさんは天神にあった旧「飾り窓の天使」店のスタッフの一人です。 Kさんの奥様Yさんもお色気たっぷりの魅力的な女性なのですが、久しぶりに会ったJumiさんもいつのまにか「オンナっぷり」を上げていて、いくら飲んでも乱れないという脅威の酒豪ぶり。 Jumiさんもきっとうまい九州のお酒と「いいオトコ」に、日夜磨かれているのでしょう。 オンナを磨く 2009-05-22 12:11:22 【著者さんは (ギンガム):女を磨ける?女を磨けるイイ男ですか? ありふれた質問ですが】 これは、決して「ありふれた質問」ではありません。 まず大衆の女性は基本的には「タマ」がないので、これを磨くことはできません。 また、オトコにはタマがあっても基本的には非常に「くだらないタマ」なのでこれも磨くことはできません。 Jumiさんは「至高性」と著者が名付けた例外者の領域に容易に入ることができるので、パートナーの性欲を「こやし」にして自分を磨くことができるのです。 著者は、そうやってオンナを磨いたJumiさんの「至高性」の思念に触れることで「タマ」を磨いております。 なお、著者がいわゆる「女を磨けるイイ男」であるか否かはJumiさんにお尋ねください。 著者は「オンナを磨く」と言うよりは「大人のオンナを蕩尽するオトコ」でありたいと願っております。 コメントがふたつ 2009-05-24 13:31:48 【関係 (Unknown):お聞きください。意味深な言い方ですね】 著者がオンナを磨けるオトコなのか否かは、Jumiさんにお聞きくださいと書いたら「意味深な言い方」と受け取られたようです。 オトコはとかく「ひとりよがり」の性交になりがちです。 むしろパートナーの見解のほうが正確であると思います。 なお、例外者は直接「性交」しなくても脳内で交流できます。 【Unknown (Jumi) :理解するというよりも、把握するという感覚でしょうか。きっと分かる人には分かるでしょうし、分からない人には逆立ちをしてもわからない。著者様の事に関しても然りではないでしょうか。先日は実に素晴らしい、感動的な再会でしたね!心温かく迎えてくださり、本当に嬉しかったです】 Jumiさん、コメントありがとう。 「わからない人にはわからないでいい、わかる人にだけわかればいい」とサラリと言えることが、実は大変なことなのです。 特に若いJumiさんが、「至高性」と言う難解な領域にすんなりと入れることは驚愕というべきでしょう。 皆さんお元気ですか? 2009-05-26 23:53:20 【お久しぶりです。 (華):と言っても覚えていてくれてないと思いますが、久しぶりにブログ拝見して懐かしくて書き込みしました。…皆さんお元気ですかね? 】 上記のコメントを拝見しましたので、ブログ管理画面とテキストデータでバックアップを取ってあるファイルをさがしたのですが、「華」さんを特定することができませんでした。 「愛華」さんのコメントなら見つかったのですが・・・ 「華」さんのコメントを探していて、「あっ!」と気付いたのですが、このブログを始めてなんと丸3年になっていました。 この忙しい毎日のなかで、よくもまーあ続いたものだと思います。 ところで「華」さんの「皆さんお元気ですかね?」の「皆さん」とは、当カンパニーのスタッフのことを指しているのか、同居人である「珍パンジー」のことを指しているのか、はたまたこのブログの常連さんのことを指しているのか???どうも良く判りません。 あの「ド・珍パン」なら日々、超元気で暴れまくっております。 栗本薫さん:死去 2009-05-27 14:36:54 平成19年に膵臓ガンが見つかり闘病生活を続けていた作家:栗本薫さんが26日死去しました。 彼女は評論家:中島梓(なかじま・あずさ)としても有名です。 「栗本薫」といえば「ぼくらの時代」で第24回江戸川乱歩賞を受賞していますが、彼女の作品は森 茉莉の影響が強く、同性愛をテーマにした小説が多くあります。 たとえば「真夜中の天使」は現在のボーイズラブに繋がる開祖的な作品であり、耽美小説誌『JUNE』の創刊にも深く関わっていました。 著者の好みで言えば「翼あるもの」とか「美少年学入門」などでしょうか。 多彩な才能の持ち主である彼女をこんなに早く失うとは、本当に残念です。 SMAP ツヨポン 4/24のブログで「SMAP 草なぎ剛」が、深夜の公園で全裸で騒いでいたとして「公然わいせつ」の容疑で警視庁原宿署に逮捕されたと書きましたが、そのツヨポンが昨日ようやく自主謹慎をやめ芸能活動を再会したとの報道がありました。 彼ほどの人気者ですから、ファンの皆さんはさぞや芸能活動の再開を待ち望んでいたことと思います。 ところで、ツヨポンに強く期待したいことがあります。 芸能活動の復帰会見で「生まれ変わった」と発言したほど反省したのですから、ただ芸能界に復帰するだけでなく、もう一歩踏み込んでアルコール依存症の人を支援するとか、断酒会のためにチャリティ・コンサートを行うとか、飲酒運転撲滅運動など、この苦い経験を生かした社会貢献活動を自ら行って欲しいと願っています。 セレブな女性 2009-06-01 12:22:41 「セレブな女性が交際相手を募集している」 「容姿、キャリア、年齢、性格にこだわり厳選されたセレブな女性ばかりです。また、恋愛と交際を真剣に考えており、精神的にも経済的にも余裕のある男性との素敵な出会いを求めています」 こんなキャッチコピーのホームページを作り、インターネットやスポーツ紙、雑誌に広告を掲載し、応募してきた男性から預託金名目で現金をだまし取ったとして、暴力団組員ら15人が逮捕されました。 この手の詐欺被害は年々増加しているそうで、被害者の中には8000万円もだまし取られた男性もいたようです。 この男性は加入してサギに気付いても、警察等に相談しにくい内容であるためズルズルとお金を注ぎ込んだとのことです。 こうしたサギは「交際クラブ」を装っており、HPでは「結婚」や「スポンサー」など3コースを紹介。 入会資格は20〜60歳の男性と定め、入会金は「結婚」が10万円、「スポンサー」は無料などとコースごとに設定していました。 ところで「セレブな女性」とは、いったい何を基準にセレブと呼ぶのでしょうか? 単にお金持ちの女性のことなのか、名家の妻女のことなのか、有名タレントのことなのか? 考えてみれば、「セレブ」とはまことに曖昧でなんとでもごまかせる都合のよい階級なのです。 1億総中流の時代の次は、1億総セレブの時代なのかもしれませんね。 藤原紀香は美尻か? 2009-06-03 14:47:01 ある調査によれば「美尻タレント」として次のような名前が挙げられていました。 第1位 藤原紀香 第2位 佐藤江梨子 第3位 安室奈美恵 第4位 ジェニファー・ロペス 第5位 アンジェリーナ・ジョリー 第1位の藤原紀香はユニクロのCMの影響が多いためと思われます。 また、佐藤江梨子さんの場合は引き締まった小尻が印象的で、安室奈美恵もダンスで鍛えた小尻が眼を惹きます。 一方、ハリウッド女優であるジェニファー・ロペスとアンジェリーナ・ジョリーは逆に、「大きくて存在感があるお尻」に人気があります。 つまり「美尻」か否かの評価は「キュートな小尻愛好家」と「プリプリお尻愛好家」によってまったく正反対の評価が下されるであって、「小尻愛好家」から見れば「プリプリお尻」は威圧的で「母親のようにウザい存在」であり、「プリプリお尻愛好家」から見れば「キュートな小尻」は貧弱で「小娘のようにウザい存在」なのです。 ちなみにお尻に関しては、その中身である骨盤のゆがみまで「透視」する著者としては、あくまでも大きくて丸くてプリプリしたお尻に限りなく魅力を感じるのであり、小尻の藤原紀香・佐藤江梨子・安室奈美恵のヒップには残念ながら「もの足りなさ」を覚えてしまいます。 もちろんこれは、あくまでも独断と偏見です。 【「キュートな小尻」は貧弱で「小娘のようにウザい存在」】などと暴言を吐くと、著者の周囲の女性スタッフから一斉に「ひどい」と非難を浴びることは必定と思われますが、著者はお尻の形だけで女性を評価しておりません。 脳みそはお尻の中にあるのではなく、頭の中にあるからです。 考える子宮 2009-06-05 08:54:51 【子宮にも (Unknown)女は脳みそに似たものがあります。あるかないか、多いか少ないか、使ってるか?使えるか?…これは本人の生まれつきなものと、パートナー次第でございます。 多少オバカサンでも、子宮にいっぱい力があれば、大衆とは違う不思議な生き方ができます。 女は子宮でも、考えられる素晴らしい生き物です】 【注意 (Unknown)女は子宮で考えるから、男に騙されるんだよ】 女性のお尻と美尻について前回のブログに「独断と偏見」を書いたところ、二つのコメントがありました。 「女性は子宮にも脳ミソがあり、その素晴らしい子宮のパワーを使えば例外者になれる」との意見は体験者でなければ言えないコメントだと思います。 ときおり例外者の立場から鋭い指摘をするこの女性に、著者は大変興味があります。 ちなみに、著者は身体のすべての器官で性交し、すべての器官で射精することができ、ペニスの先端で捕鯨問題や北朝鮮の情勢を論じることもできます。 「女は子宮で考えるから、男に騙されるんだよ」というふたつ目のコメントは、大衆の領域から「脱藩」「亡命」できない女性がもっとも陥りやすい「感情に支配されるタイプの女性」のことを指しているものであり、大衆である大方の女性・男性はこの考えに同意するはずです。 一方、冒頭のコメントは大衆の領域から「脱藩」「亡命」して「子宮脳」を鍛え、快楽さえもこれを戦略的に活用すれば驚くべき発想が生まれると言っているのです。 お尻にぎっしりと脳ミソが詰まっていて、子宮で発想や思考ができる女性こそ、真の美尻なのですが・・・ 男の美尻とは 2009-06-07 15:35:06 女性の美尻は藤原紀香でしたが、男の美尻ランキングは下記の順位でした。 イチロー ダルビッシュ・有 東山紀之 ブラッド・ピット 岡田准一 つまり男の美尻では、イチロー・ダルビッシュようにプロ野球選手が上位を独占しており、大きくて筋肉がギッシリと詰まっているお尻に、多くの女性(男性?)がウットリしているのです。 しかし女性の美尻同様、ここでもイチローや東山紀之のようなスレンダーな美尻と、ダルビッシュやブラピのような肉感的な美尻というふたつの好みあることが判明しました。 そういえばエクスタシーのとき、パートナーである男性のお尻を両手で股間に抱え込む女性と、反対にパートナーである男性の胸を押しのけようとする女性がおりますが、これも男性の美尻の好みが影響しているのでしょうか? ふたたびミニスカート 2009-06-09 18:59:35 【^^ (おうじ):どもです!初めまして!拝見させて頂きました!よろしくお願い致します^^む・難しいですねw勉強させて頂きます!】 はい、こちらこそよろしく。 今回のテーマは「ニミスカート」です。 短すぎるミニスカートがウェストにせり上がり、そのたびにミニスカートの裾つまんで何度も下に引き降ろす若い女性を良く見掛けます。 特に駅の階段を登ると、確実にミニスカートがせり上がり、階段の下から見上げると思わず「!」とするようなあらわな姿になります。 そこでミニスカートの裾を下に引っ張りながら階段を登ることになるのですが、こうした仕草を見ると男性はつい「微笑ましい」と思ってしまいます。 しかし、彼女たちは短すぎるミニスカートを履いて動き回るとウェストにミニスカートがせり上がってくることを承知している訳ですから、男性から見るとなぜはじめからもう少し長いミニスカートを買わないのかと不思議にも思います。 以前もこのブログで何度かミニスカートに関してコメントしたことがありますが、短すぎるミニスカートを愛用する若い女性は、「自慢の足や美尻を大胆に見せたい」のか「見せたくないのか」、はたまた「見せつつ、隠したいのか」つまり「秘すれば華」なのか、それとも男性の視線を愚弄したいのか、愚弄しつつ拒絶するスリルを味わっているのか、要するに「スカートの下の劇場」(上野千鶴子:著)に書かれている、あらゆる物は「ラッピング」することでその価値が高められるという「あの」戦略なのか、いずれにせよ女性のミニスカートは不況になればなるほど短くなることだけは間違いないことのようです。 京都教育大:集団レイプ事件 2009-06-11 23:34:18 【ニミスカートって?】 著者の「誤字」を毎回ご指摘くださり、痛み入りまする。 「ニミスカート」とは「ミニスカート」を裏返しに履いた状態を言いますwww 。 【遭遇 (Unknown):ミニスカートはいてる女性と楽しそうに歩いてらっしゃるとこ見てしまいました…でも、自然でしたよ】 あらら、どこでかな?著者は、あるときはミニスカート星人であり、はたまたあるときはオッパイ星人であり、時に美尻星人なのです。 ------------------------------------------------------------ 今年2月、95人が参加したコンパで泥酔した当時19歳の女子学生を居酒屋の空き部屋に引っ張り込んで集団準強姦したとして、京都教育大のアメフト部などの体育会系の男子学生6人が逮捕されました。 しかもこの事件の被害女性に対して、関西地区の多くの大学生達が「ミクシィ」などに、被害女性を非難する書き込みをしました。 たとえば「酔いが醒めて我にかえってから、警察に訴えるのは卑怯」とか「酔いつぶれた女のせいで、将来ある人たちが6人も犯罪者にされ残念です」と犯人側を擁護した書き込みがあります。 ちなみにこの書き込みを行った人物は立命館大国際関係学部の3回生の女子学生で、実は小学校から高校まで京都教育大附属に通い、加害者も被害者もよく知る人物とのことで、同じ立命館大の経済学部4回生の男子学生(しかも大阪府内の中学校で教育実習中)は「京教大レイプ事件は女の子のほうが悪い、そこに山があるから登る・そこに酔いつぶれた女の子がいるから襲う」と書き込んでいました。 また、大阪体育大や桃山学院大の陸上部男子学生や、今年4月に佛教大社会福祉学部を卒業した女性もミクシィで被害女子学生を非難し、京都教育大バスケット部の男子やOGまでもが、被害女子学生を中傷する書き込みをしていました。 このような事件が起きると、我が国のネット社会では無責任な書き込みが多発しますが、今回のように被害者や加害者と同じ立場の関西の大学生達が同じ世代の被害者を、もしくは同性の被害女性を同じ世代の女子大生が批判めいた書き込みを行うことは、非常識と言わざるを得ません。 しかも、これらの書き込みが非難されて問題になると、慌ててミクシィを退会するなど自己の発言に確たる信念がないこともついでに露呈しました。 なお、夕刊フジの取材では京都教育大を除く4大学が学生がミクシィに書き込んだことを認め、立命館大の種子田穣学生部長は「こうした書き込みは社会的良識を欠くのみならず、人権への配慮を欠いた極めて遺憾なもの。大学の責任において厳正に対処する」と回答しています。 一方、当の京都教育大は今年3月末に加害学生を無期停学処分にしたもかかわらず外部に公表せず、さらにミクシィへの書き込みに関しては「学生への事情聴取はしていない。内容については、個人の判断であるので把握していない」と答え、「このような書き込みは誹謗中傷や人権侵害につながるおそれがある。全学生に注意を促したが再度教育する」と心もとない対応でした。 ミクシィに書き込んだ大学生や京都教育大側は、まったく事件の重大さを認識しておらず、明らかな卑劣な犯罪行為に対し、「泥酔した女がいればレイプするのは当然」と書くなど、どうみても社会一般の基準でモノゴトを判断するという大人の発想がまったくありません。 大学生の質も墜ちるところまで墜ちたものです。 親は、泥酔している女性を介助せずにレイプするような息子に学費を渡すべきではありません。 泥酔した女性を集団で乱暴するという卑劣な手口の事件として、早大イベント企画サークル「スーパーフリー」メンバーによる集団レイプ事件や、京大アメフト部員による集団レイプ事件があり、今回は「教師の卵」たちの性犯罪という邪悪な要素が加わりました。 しかも、酔いつぶれた女子大生を守り介助しようとした大学生がいなかったことや、集団レイプを阻止しようとしなかった学生(特に同性を守ろうとする女子大生)がいなかったことは人間としての恥です。 誇りある気高いオトコは、もし女性が酔いつぶれたら紳士的にエスコートして自宅まできちんと送り届けるものであり、女性が酔いつぶれるまで飲ませないものです。 おしまいに若い女性に一言。 コンパ等で正体不明になるまで酔い、その結果レイプされる事件が過去に多発しているのですから、女性は仲間うちでも泥酔しないように警戒しセーブすること。 男にスキを見せないこと、これがオンナの価値を高めるのですよ。 世界全面核戦争? 2009-06-12 23:33:49 【よくも (Unknown):その口で言えたもんだ】 このコメントは「酔いつぶれた女性がいたら、ガードしながらやさしく介助しなさい、それが紳士というものですよ」との著者の書き込みについて「アンタ、酔わせたオンナをさんざんレイプしておいて、よくもまあヌケヌケと紳士づらできたもんだ」と批判しているのでしょうか? それとも、「オトコに対してスキを見せないことがオンナの価値を高める」との著者の書き込みを否定したものなのでしょうか? 脳内写生や例外者の世界では「あらゆることが許され、あらゆることが大胆に肯定」されます。 つまり「アンタ、紳士づらするなよ」と言われた瞬間に、著者の妄想の世界では世界全面核戦争がはじまるのです。 伝説的コメント 2009-06-15 17:23:02 【妄想の世界 (Unknown)だけで、勝っているわけだ。現実の世界は厳しいもんな!】 このブログは、もう3年以上続いていますが、例外者として至高性をめざす選ばれたごく少数の読者を対象に、異質な発言を行って来ました。 妄想の世界を否定するのであれば、宗教も道徳も常識も法律も現実も知的な営みもすべて否定することになります。 人間の脳の中で起きることは、ことごとく「妄想」なのであって、人間はその「妄想」の都合のいところだけを「現実」として認め、残りの「妄想」を「現実的ではないもの」として否定するにすぎません。 現実の世界など所詮「虫けら」の世界であり、「虫けら」の世界を「厳しい」などと受け止める人物には、このブログを読む資格がありません。 現実の世界でささやかな勝利を得ることに、どれだけの意義があるのでしょうか? 著者の人生は、著者だけが納得できる方法で贅沢に豊かに消尽・蕩尽する所存です。 このコメントは場違いな世界に迷い込んだ「大衆」「衆愚」が残した「微笑ましい伝説」として保管させていただきます。 飯島 愛とコンクリート詰め殺人事件 2009-06-19 17:58:29 綾瀬・女子高生コンクリート詰め殺人事件とは、1988年11月〜1989年1月に東京都足立区綾瀬で起きた猥褻誘拐および略取・監禁・強姦・暴行・殺人・死体遺棄事件のことであり、この事件は4〜5名の少年が女子高校生拉致し、41日間にわたり仲間の自宅2階の居室に監禁し、レイプや暴行を繰り返し、最後に被害者である女子高生を殺害、死体の処理に困った少年達は彼女の死体をドラム缶に入れてコンクリートを流し込み、東京都江東区若洲の埋め立て地(現:若洲海浜公園)に遺棄した事件であり、1989年(平成元年)3月29日、別の事件で逮捕された際の取調中のある加害少年の供述により、被害者の遺体が埋め立て地から発見されたことから事件が発覚しました。 主犯格の4名の少年は「刑事処分相当」となり、家庭裁判所から検察庁へ送致(逆送)され、通常の刑事裁判にかけられ、東京高等裁判所は、主犯格の少年(宮野裕史)に懲役20年、他の少年はそれぞれ懲役5年以上10年以下、懲役5年以上9年以下、5年以上7年以下の実刑が宣告され、その他3人の少年も少年院に送致されました。(要旨:ウィキペディアより引用) 当時、あまりにも事件が凶悪であったことから一部のマスメディアが主犯の少年を実名報道してことがあり、ネット上で「女子高生コンクリート詰め殺人事件」をキーワード検索すると、今でも事件の詳細な情報を得ることができます。 今回著者が、この事件の主犯である元少年を「宮野裕史」と実名で公表したのは、この事件に関するネット検索を行うと簡単に主犯の実名を知ることができる状況にあり、しかも「宮野裕史」でキーワード検索すると、この人物はすでに平成19年2月に満期出所しており、さらに現在彼は戸籍上の名前を「横△裕史」と改名して埼玉県内のある解体業に務めているとの詳細な情報が多数存在したからです。 本来であればこの事件は、死刑もしくは無期懲役刑が相当と思われる凶悪な異常犯罪ですが、我が国の刑法では犯罪集団が一人を殺しても刑法199条が定める死刑を宣告されることはないし、まして少年犯罪であるので有期刑の最高刑である懲役20年を宣告されたものと思われます。 著者が今回、この事件の主犯である元少年「(旧姓)宮野裕史」を取り上げたのは、彼の過去を暴き出すためではありません。 多くのメディアやファンのブログで、飯島 愛が突然2007年3月で芸能界を引退し「シロウトになる」と発言し、その後に腎盂炎?とか、結婚?するとか、実業家?に転身する、エイズ発症?とか多くの情報が散見されます。 しかも彼女は、昨年12月24日に都内の自宅で死亡しているのが発見され(享年36歳)その死因が肺炎であったとの警察発表がありました。 そして彼女の死後、「飯島 愛主演の本番AVビデオが大量に流出したため、芸能界で肩身が狭くなった」とか「綾瀬・女子高生コンクリート詰め殺人事件」に関連?していた(倉地明美の証言)等の噂も流布しました。 飯島 愛が「本番アダルトビデオ」に主演をしていたことは、ほぼ公然の秘密?でもあります。 問題は、飯島 愛(本名:大久保 松恵 1972年10月31日生、なお生年月日に付いては、当初は1973年8月25日生と公表していた)の世代は奇しくも「綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件」の犯人たちと同じ世代(事件当時16〜17歳)であり、彼女は事件当時都内に在住していたこと、そして「(旧姓)宮野裕史」が2007年2月に仮釈放で出所したまさにその2か月後に飯島 愛が突然芸能界の引退を表明したこと、さらに「(旧姓)宮野裕史」が地元のヤクザ組織と深く関わっていたこと、そして飯島 愛は女子高生監禁に関わっていたことをネタにヤクザ組織に脅され「本番アダルトビデオ」に主演させられた?かも知れないことにあります。 これは推論の積み重ねなのですが、飯島 愛が「綾瀬・女子高生コンクリート詰め殺人事件」に関連?していたとの「倉地明美」なる人物の証言やその噂に、どうやらある程度の「状況証拠」がありそうに思えます。 もちろん、真相はわかりません。 飯島 愛が肺炎をこじらせ、死後一週間たってクリスマス・イブに遺体が発見されたことにも少々疑念があります。 肺炎は高熱や強い咳を伴うので、彼女が発病してから医者にも行かずに衰弱死するまで自室で寝ていた?と考えることも不自然と言わざるを得ません。 もしそうなら、それは自ら衰弱死を望んだ「自殺」?と言えなくもありません。 著者は様々な情報を集めてみて、むしろ上記の推論の中にある種の真相が隠されているのではないかと感じました。 JR車内で爪を研ぐ女 2009-06-21 10:57:39 著者はこのブログで何回か電車の中でメイクする女性を取り上げ、「電車の中は化粧室ではない」と批判して来ました。 ところが昨日、山手線の車内で「トンデモナイ女」と遭遇しました。 彼女は車内の椅子に座るとすぐ長さ30センチぐらいの厚紙製「つめやすり」をバッグから取り出すと、車内でせっせと手の爪を研ぎ始めました。 そして爪を1本削るたびに、なんと削った爪の粉を公然と「フッ!」と周囲に吹き払ったのです。 しかも著者が「凝視」しているにもかかわらず、結局左右の爪全部を次々と、それも悠然と丁寧に爪を研ぎ続けました・・・ 当然、吹き飛ばされた爪の粉は車内のホコリとなって浮遊します。 爪はどんなに洗っても雑菌が多く、浮遊した粉塵は間違いなく他人の体内に入ります。 バカ女の爪の粉など、吸いたくもありませんし、爪の粉塵はタバコの間接喫煙より害が大きいと思います。 女性がもくもくと爪を研ぐ姿は、なぜか「復讐する女」を連想させ、鬼気迫るイメージがあり、周囲の乗客も完全に固まった状況で、誰も彼女に注意しません。 この若い女性は、衆人環視のもとでもくもくと爪を研ぐことで、いったい何に復讐したかったのでしょうか?車内にいる乗客全部に雑菌をばらまきたかったのですか?それとも単なる暇つぶし? 「携帯電話の使用お控え下さい」と繰り返し車内放送していますが、JRはぜひ「車内でのお化粧・頭髪のブラッシング・つめとぎ・香水の吹きつけ・マニキュアの使用はお控え下さい」と繰り返し車内放送して欲しいと思います。 「女性専用車」の中は、もはや「移動化粧室」状態であるとか・・・ 若い女性の車内での傍若無人さは、もはや限度を超えています。 どうして我が国の「やまとなでしこ」は、「たしなみ」を忘れ、かくも下品で厚かましくなったしまったのでしょうか? 若い女性の皆さん、公衆衛生とか公衆道徳をと呼ばれる「一般的マナー」をさりげなく身に付ける努力をぜひ実践してください。 上っ面をいくら美しくしても、それはメッキと同じでいつか剥がれます。 さりげない「マナー」が身についている女性、それが賢いオンナになる一番の近道なのです。 JRはバカ女の量産に、そろそろ加担することをやめたらいかがですか? JRはバカ女を量産している 2009-06-22 21:10:30 「JRはバカ女の量産に、そろそろ加担することをやめたらいかがですか?」と前回書いたら、このブログのアクセス数が突然2倍以上に急増しました。 おそらく多くの乗客が車内でメイクしたり、マニキュアをする女性に憤慨しているのでしょう。 前回あえて指摘しませんでしたが、混雑している車内に紙コップに入った飲み物を持って、いまにもこぼれそうな恰好で走り込んで来る女性もいます。 彼女がつまずいて、自分の着衣を汚すのは勝手ですが、こぼれた飲み物が他の乗客の衣服を汚す可能性があることをどうか認識してください。 蓋が付いていない飲み物は、公共交通機関に持ち込むべきではありません。 こんな初歩的なマナーを指摘しなければならないとは、情けない時代になったものです。 太陽のめぐみ 2009-06-26 11:49:51 太陽は植物の光合成を促進しCO2を吸収すると共に、農産物を育ててくれ、人間の体内にビタミンDを生成し、人間の体内時計をコントロールしてくれるのですが、もうひとつ秘密の「めぐみ」があるのです。 ミニでもロングでもかまいません。 若い女性がごく薄い布地のフワ〜っとしたスカートを履いて歩道の向こうから歩いて来たとします。 あるいは、薄い布地のフワ〜っとしたスカートを履いて著者の前を歩いていたとします。 そのとき強い太陽光線が女性の前方もしくは後方から照らしたとき、どうなるか分かりますか? 女性はスカートの下に裏地があり、キャミソールがあるから透けて見えることはないと確信しているようですが、布地と太陽光線の角度によっては「スケスケ」どころか、股間の形状や下着の形までクッキリ、ハッキリ見えることがあるのです。 女性の皆さんは薄い布を3枚重ねてその下に手を差し込み、透けるか透けないかテストしているそうですが、強烈な夏の太陽はいとも簡単に薄い布地を通過してしまうのです。 最近「自分尊重主義」とか「自分重視主義」と呼ばれるファッションが注目されており、他人の目線を意識するのではなく、自分の個性だけを重視する傾向が顕著なのですが、他人の目線を意識しないことは、他人の目線に無防備になるという現実を、ご存知ないようです。 太陽光線に透けるスカート! これを「太陽のめぐみ」と呼ばずに、太陽への感謝を表明する言葉が著者にはありません・・・(WWW) 盆栽か凡才か 2009-06-29 09:22:08 【シャキッとしなよ! (Unknown):最近、縁側で盆栽いじってる爺様が考えるような、話ばっかりだ!】 それはそれは、どうもどうも。 「縁側で盆栽いじってる爺様」には、すでに妄想などなくて、妄想などとっくに枯れていると思うのですが。 「大衆相手に、どうでもいいような話をするな、脳内写生固有の例外者や至高性のテーマに戻れ」との厳しいご指摘であれば、謹んで拝聴いたします。 ただし、著者は大衆に迎合するつもりはまったくありません。 一方、「脳内写生固有の例外者や至高性のテーマは難しくて付いて行けない」とおっしゃる読者も実際に存在します。 そうした読者のために、日常的な場面でふと遭遇しそうな「ありふれたシーン」のなかに、実は見落とされてきた妄想のタネや創造のヒントが数多く潜んでいることを「縁側で盆栽いじってる爺様」ではない目線で指摘しているのです。 妄想族 2009-07-03 14:57:47 大衆の特徴は脳の中で「妄想」を抱くことを否定したり、忌避することにあります。 たとえば大衆は「こんなこと考えてはいけない」とか「こんなことを妄想するなんて、私はどうかしている」と自分に対して常に妄想を否定し続けるのです。 また妄想を肯定する場合でも、単に妄想を楽しむとか白昼夢を見ることで満足してしまいます。 たとえばネット検索で「妄走族」とか「妄想族」(関根勉)「妄想掲示板」などを覗いてみると、妄想を抱くことを推奨したり、妄想や白昼夢を楽しむことを謳歌する者は存在するのですが、著者のように「妄想のエネルギーを活用して自分を昇華する」とか「妄想を利用して創造力を高めよう」とする試みがありません。 妄想するだけなら誰でもできます。 また妄想を暴走させて、自ら性犯罪者になることも容易です。 しかし、「あらぬことをあえて考え」、大衆社会において禁止されたことを脳内で故意に侵犯することを大胆に肯定し、その領域の爆発的エネルギーを余すことなく自己のために蕩尽することは大衆ができることではありません。 かつてあの「アニ○イト」が、著者が福岡でおこなっていた「飾り窓の天使」というフットマッサージの店舗に対し、「公序良俗に反するいかがわしい名称」であり「売春を連想させる」として登録商標の抹消を特許庁に求めたことがありました。もちろんでは審決の結果、アニ○メイトの主張は退けられそうした主張は「予断と偏見」であったことが証明されたことがありました。 こうした審決が確定しているにもかかわらず、ある有名弁護士K・Mが、またもや「飾り窓の天使」なる登録商標が「売春を連想させる」「風俗店と同じだ」と名誉毀損事件の裁判で執拗に主張しています。 「飾り窓」とは「出窓」のことであり、建築用語に過ぎないのに、どうして彼らは、「飾り窓」なる用語から「売春」や風俗店を連想するのでしょうか? 「飾り窓の天使」という登録商標から「売春」や「風俗店」を連想する人物は、よほどの先入観と予断や偏見を抱く人物であり、鼻持ちならぬ女性蔑視の人物か、潜在意識の中で「売春」について並々ならぬ関心を抱いている人物と言えます。 盆栽いじりの爺様 2009-07-08 00:33:29 「最近、縁側で盆栽いじってる爺様が考えるような、話ばっかりだ!」とのコメントが最近ありましたが、ついでに爺様ネタをもう一つ。 若い女性がもの凄く短い短パン(ショートパンツ?ホットパンツ?)を履いて歩いています。後ろから見るとお尻の下のラインが見えてるぐらい、ホント短い短パンです。 しかし、著者が池袋あたりで実際に何度か目撃した短パンは、もっともの凄いものでした。 なんとこちらに向かって歩いてくる短パンの左右の太もものあたりから、短パンとは明らかに色も素材も異なる布きれのようなものが5センチほどはみ出ていたのです。 「あれ?何がはみ出ているのかな?」と思いつつ、すれ違いざまに良く見てみると、なんとその布きれは短パンのポケットの内袋がはみ出ていたのです。 ありゃりゃ?あれ、わざとポケットをはみ出させているんでしょうか? 見るからに「みすぼらしい」ポケットの内袋をこれ見よがしに堂々と見せることが彼女たちの「個性」であり、そうまでして「目立ちたい」のであれば、いっそのこと、短パンのジッパーを解放したまま街を歩いたほうがよほど、目立つと思うのですが・・・ これは盆栽&凡才爺様のヒガミでしょうか? 先日、急逝されたある方の「お別れ会」で偶然、初対面の妙齢の慎み深いオトナの女性と出会いました。 「あっ先生、ご本拝見いたしました、大変参考になりました」と言いながら、著者に深く頭を下げる彼女を眺めながら、久しぶりに綺麗な礼儀作法をさりげなく身に付けた女性に巡り会ったものだと感慨深く思いました。 ごく短い会話でしたが、「とっくに絶滅したはずの本物のヤマトナデシコが、まだここにいたのか、いつまでも残したい文化だな」と切実に願った出会いでした。 短パンはみ出しギャルと、完璧なマナーを身に付けたオトナの女性のあまりの落差の違い。 自分探しの旅 2009-07-12 20:47:10 女性雑誌の特集記事として一番多く登場するタイトルは「自分探しの旅」なのだそうです。 しかし、自分自身は自分の中にしかなく、「自分探し」をするとしたら自分の外に向かって「旅に出る」のではなく、自己の内奥に向かって旅するしかなく、実はこのような行為は「どうしようもなく愚か」で「救いがたいほど未熟な自分自身」を認めなければならないような心底「うんざりするような営み」なのです。 誰も知らない、自分自身も凝視したくないような「みにくい自分」を自分で探し出し、その「みにくい自分」を自分の分身と認め、正視しつつ静かに対話することは大変な苦痛であり、相当な集中力が必要です。 だからこそ、多くの人達が自分探しを避けて「自分探しの旅」に出てしまうのであり、多くの宗教がつらい「修行」に専念させたり、妄想を否定することで「自分探し」をさせないようにしむけるのです。 なにしろ、自分探しを自己の内奥に求めても、「ろくでもない自分」に気付くだけで、多くの人は「ろくでもない自分自身」にただ「うんざり」したり、自信を喪失するだけなのです。 もし「自分探し」をしたくなったら、あなたは内奥の自分自身から「逃避」しようとしているのであり、自信を喪失しかけていると思ってください。 「自分を励ます才能」、特に内奥の分身である「弱い自分自身」を励まし、「妄想」という「栄養」を与え強化する才能こそ本物の才能なのです。 大衆と例外者 2009-07-13 09:03:10 【勘違いな才能 (角):自分に未熟な者は自分が完璧だと勘違いする。 大衆のくせに、プライドだけがあり、俺様意見をいい、自分は出来がいいとお間抜けな勘違いして偉そうに生きてる奴! どうしたら気づくかな】 角さん、コメント拝見しました。 実は「自分は出来がいいとお間抜けな勘違いして偉そうに生きてる奴」こそ大衆なのであり、大衆は多くの「衆愚」の中で「自分だけはは完璧だと勘違いしながら生きていく」宿命にあります。 一方、例外者とは大衆の中に住めない(大衆から見て)異質な存在であり、内奥の自己の「陶冶」やその内奥の自己の「消尽」「蕩尽」に全エネルギーをそそぐ存在なのです。 以前から準備を進めていた例外者のための「サロン」がようやく実現しそうです。 詳細は改めてお知らせいたします。 性欲の商品化 2009-07-15 08:37:11 やや旧聞になりますが、中国・重慶市で建設が進んでいた「セックス」を題材としたテーマパーク「性公園(ラブ・ランド)」が中国当局の即刻撤去命令により建設が中止されました。 性や性欲を興味本位で捉え、閲覧し興味を満たそうとするのが大衆であり、大衆は常に商品化された性欲(他者によって企画されたアダルトビデオ・ポルノ等)自己の外部に性欲を求めこれを満たそうとします。 (性欲は外部に求めても満たされるものではありません、念のため) 一方、それを規制しよとするのが衆愚政治であり、大衆社会ではこの性欲を満たそうとする大衆と、それを規制し取締りしようとする当局の間での「イタチごっこ」が延々と続くことになります。 重慶で「性公園」を開園しようと企画した企業は、まさにこの「興味本位の性欲」をテーマパークとして商品化したのであり、お堅い中国当局がこれを見逃すはずがありません。 このブログは正しい妄想の活用や、妄想やファンタジーを創造力に変え、大衆社会からの超出を企てるためのものです。 脱毛の季節 2009-07-19 06:18:29 ある女性と脱毛の話しをしていました。 著者は本格的な夏を迎えたので、女性らしく脚や腕の脱毛を考えているのかなと思って話しを聞いていたら、どうやら彼女の脱毛は「陰毛の処理」であるらしく、「ハート型にしようかな、それとも全部脱毛するか迷っている」とのことでした。 そこで著者の「趣味」で言うと「剛毛なら全部脱毛したほうがいいかもしれない、もし柔らかな陰毛ならむしろ清楚な感じがするので残すべきだと思う」と意見を述べました。 69やクリニングスを好む男性なら、女性の陰毛は少々ジャマになりますが、まったく陰毛がないと女性の局部がグロテスクに見えて「気力が萎える」男性もいるのではないかなと思います。 陰毛はなぜ存在するのか? それは脇毛がなぜ存在するのか?という疑問と同じで、多分体臭と関係があるはずです。 体毛には体臭を保つ効果があるので、陰毛も異性に体臭を感じさせる目的があると思います。 はたして彼女はどのような形に脱毛をするのでしょうか? スイスのレ・マン湖の形などいかがでしょか? 匂いと臭い 2009-07-22 15:15:58 【体臭も魅力 (Unknown)そそられる体臭ってあるよね。体臭好きかい】 かつて「臭作」というタイトルのエロゲー(エロアニメゲーム)がありましたね。 (それはさておき・・・) 実は、ニオイには「匂い」と「臭い」があり、「匂い」は「かぐわしいニオイ」を意味し、「臭い」は「くさいニオイ」を意味します。 また「香り」「芳い(かんばしい)」という字は「匂い」の字としか結びつかず、けっして「良い臭い」と書くことはありません。 ところが性愛の世界や動物のフェロモンに関して言うと、「良い香り」よりも、むしろ「変な臭い」や「くさいニオイ」のほうが圧倒的に多いのです。 たとえば、蒸れた靴のニオイやレインコートのゴム臭いニオイ、汗がしみ込んだシャツや下着のニオイ、革のニオイなどは「臭いフェチ」の皆さんが愛してやまないニオイなのです。 著者が忘れらないニオイは野営のテントの中で幾晩も使用した寝袋の中のニオイです。 確かに悪臭ではあるのですが、妙に忘れられない青春のニオイでもあるのです。 エロかナンセンスか 2009-07-26 13:46:53 以前、街を歩く短パン姿の女性がポケットの裏地を短パンの裾からはみ出させていることを書いたら、昨日モーニングさんが「女性のファッション誌にこんな写真がありましたよ」と見せてくれました。 写真の短パンの裾から白くはみ出ているのがポケットの裏地です。 これをエロ可愛いと見るのか、ナンセンスと見るか、非常識とみるか・・・ 読者の皆さんはいかがでしょうか? ところで、昨夕モーニングさんは「ビキニパーティ」にご出席とかでイソイソとお帰りになりましたが、その「ビキニパーティ」はどうも女性限定・男子禁制なのだそうです。 なぜ「ビキニパーティ」が女性限定・男子禁制なのか、悩むところです。 納得かも? 2009-07-27 08:16:56 【なぜなら (Unknown):男性ビキニがないからだ】 なるほど!でも男性用のビキニショーツがあるじゃない? 【脱毛 (Unknown):モーニングさん、同居人さん、パートナーさん、(陰毛の)形は三人同じにさせてるんですか?】 このテの質問がときどき届くのですが、著者は「ハーレム」を形成している訳ではありませんので、著者が陰毛を「管理」しておりません。 これはモーニングさんから聞いた話ですが、最近陰毛をハート型にするとか、陰毛を完全に脱毛する女性もいるのだそうです。 著者の想像では、モーニングさんは、おそらく「皆既日食」型ダイヤモンドリングであると思いますw。 同居人(チンパン)はジャングル出身ですから、もちろん完全ナチュラル派です。 ちなみに、著者のパートナーは「ピカチュー」型ですw。 セックスとビジネス 2009-07-29 12:46:15 【ピッピカチュー (Unknown):随分と笑わせたい人なんですねぇパートナーさん、 著書さんには仕事のパートナーはいますか? セックスパートナーとビジネスパートナーを分けていますか?】 もちろんです。セックスパートナーとビジネスパートナーは区別しています。 しかし、時に相手の才能に惚れ込んでビジネスのパートナーと深い仲になることも・・・あるかも・・・ なお、著者の場合、セックスだけでお付き合いすることはありません。 したがってセックスパートナーがビジネスパートナーに「進化」することはありません。 オトナになったら 2009-07-31 17:40:48 【愛のない結婚 (Unknown):何年か前ですが、愛がなくて結婚したんだよとお話してくださった時には、まったく有り得ない話で、照れてらっしゃると思った私ですが、時がたち私も大人になったのか?…あの時色々お話してくださった事を理解できるようになりました】 おやおや、このコメントは著者の身近にいる女性から戴いたもののようです。 著者が興味深いのは【時がたち私も大人になったのか?…あの時色々お話してくださった事を理解できるようになりました」とおっしゃる「あなた」がこの数年でどのような経験をされたのかにあります。 「あなた」をオトナの女性にしたお相手は、いったいどんな方なのでしょう? それも「ありえないこと」を「ありえること」と気付かせてくれるほどの人物なのですから・・・ 近いうちに、かねてより懸案の「サロン」を都内に開設いたしますので、その際はぜひお立ち寄りください。 最低最悪の弁護士 2009-08-03 07:07:28 以前TVによく出演していて、マスコミ弁護士・タレント弁護士・テレビ芸者弁護士の元祖?的な存在である某総合法律事務所のK・M弁護士と東京地裁の廊下で遭遇しました。 彼はホームページを見ると一見「社会派弁護士」風なのですが、要するにお金になる事件ならなんでも引き受ける弁護士のようです。 本人は頭髪を染め品の良いスーツを着用しており、「私は有名な弁護士」気取りなのですが、法廷で敵対する人物に対して法廷外で大声で「アンタは詐欺師だよ!」と何度も罵声を浴びせ周囲のヒンシュクを買う行為は、到底知的な紳士とは思えない醜態をさらけ出しており、いみじくも彼の底の浅さを露呈しておりました。 弁護士なら法廷で堂々と戦うべきであり、法廷外で敵対する人物を呼び止め罵声を浴びせる行為は「私は無能な弁護士です」と認めたようなものであり、罵倒した人物に対して「私はもうアナタには攻撃の手がありません」と自認したも同然なのです。 TVに出演することで「顔」を売り、有名な弁護士として高額な弁護士費用を取るKを「有能な弁護士」と勘違いして彼を選任し、高い費用を支払っているクライアント(依頼人)こそ誠に気の毒です。 ナースの喫煙 2009-08-05 15:54:08 看護士さん・介護士さんは健康のプロだから喫煙しない人がほとんどと思っていたら、「健康に害があるから絶対に吸わない」というタイプと、「こんなストレスが多い職業しているのだからタバコぐらいは吸わせて」というタイプがいて、ある大病院の裏にはプレハブ小屋の「喫煙所」が非公式に設けられており、愛煙家ナースの溜まり場になっているのだそうです。 そして、疲れてグッタリしたナースがタバコを吸って戻って来ると、実にイキイキしており、急に仕事をテキパキと片付け始めるのだそうです。 当然、病院内は禁煙であり、ナースも患者さんには禁煙を勧めると思うのですが、実体は約半数以上のナースが愛煙家であると聞きました。 でも、どうやって口や体についたタバコのニオイを消しているのでしょうか? 暑中お見舞い 2009-08-09 14:21:59 前回、ナースや看護士の喫煙について書いたところ、大勢の読者から「ホントにそのとおりです、よくも指摘してくれた」と大きな反響でした。 ある福祉施設では看護士さんの研修会の会場として会議室を貸したところ、館内禁煙は守られたものの、屋外の置かれた喫煙所の灰皿が満杯になっており、唖然としたとのメールも届きました。 それはさておき、今回は「脳内写生」のブログらしく、「胸の谷間」と「超ミニ」をテーマにします。 「胸の谷間」に付いては以前も書いたように、胸の谷間を強調するファッションをしていながら、男性が胸に目線を当てると急に隠そうとしたり、男性を睨み返す女性が多く、見られたくないのであればはじめから隠しておいて欲しいと思います。 特に昨日、偶然すれ違った女性が巨乳を半分近く露出させ「ユサユサ」と歩いてきたのに、著者とすれ違う直前に片手で胸の谷間を覆って隠したのです。 カレだけに見せたいのは良く分かります。 でもあの恰好で歩いたら間違いなくカレよりも多くも男性の目線を釘付けにすることになるのですよ。 最近の超ミニはお尻に密着するタイトな形ではなく、丈が短いのにミニの素材がフワフワしており、しかもその素材が透けるような薄くて軽いものを着用している女性を見掛けます。 尻に密着するタイトなら風が吹いてもめくれることはないのですが、フワフワしたミニは風でめくれることを「期待」させるデザインであり、不況になると女性のスカートが短くなるとの風説にも合致しています。 またフワフワの超ミニの中には、明らかに内部がブルマー式になっているものがあり、はじめから「風でめくれても大丈夫」な構造になっているようです。 そこで恒例の疑問なのですが、女性たちは胸の谷間や太腿の付け根を「見せたい」のか「見せたくない」のか、さらに注目されたいのに注目された時、なぜ隠そうとするのか、それは意図的な戦略なのか、無意識の防御なのか・・・という「大問題」にまたもや帰着します。 なおモーニングさんの意見では、「どうせ見られると分かっているのだから、胸の谷間もパンツも見たい人には堂々と見せるほうがいさぎよい」とのことでした。 JR中央線で通勤している男性のみなさん、うらやましい限りです。 酒井法子現象 2009-08-10 22:25:36 【Unknown (Unknown)同じネタしかないのかい?谷間とミニスカしかみてないのか?くだらない。年寄りが何度も同じ事話すみたい】 それを「年寄りの繰り言」というのですよ。 【Unknown (Unknown)お年寄りの書いてるブログを見て文句いいなさんな!仕方ないのさ高齢者なんだから!勘弁してやって下さい】 勘弁しなくてもケッコウです! 著者は自分で「ハッ」と感じた場面を繰り返し検証して、なぜあの場面で「ハッ」としたのか何度も懐疑(深く考えること)し、オリジナルで純度が高い妄想を育てる努力をしております。 【ひどいわよぉ (Unknown):絶倫な著者に失礼だ! すんごぉい極上な感覚を大麻や覚醒剤なんてつかわずにして味あわせてくれるのよ。女で良かったって終わってからもピクンピクンしながら感じられますよ、聞いた話によるとね。チヤンスがあったらせび選ばれたいわ】 「聞いた話によると」???いったい誰に聞いたのですか? 思い当たるフシが・・・実は多すぎて・・・当たらずも遠からず。 ピクンピクンしていたのは、たしか○○チャンかな? でもこのコメントもきっと「脳内写生」なのでしょうね。 質問!なぜ「暑中お見舞い」というタイトルに限って、いつもの3倍ものアクセスがあったのでしょうか?もしかして「大麻」「覚醒剤」「絶倫」というキワードのせいでしょうか? 残念ですが、ここには酒井法子さんはおりませぬ。 窒息マニア 2009-08-16 00:43:01 自殺サイトを悪用し3人を殺害した前上 博が先月死刑を執行されました。 大阪地裁判決などによると、前上死刑囚は平成17年2月から6月頃、インターネットの自殺サイトを通じて知り合った大阪や兵庫に住む14〜25歳の自殺志願者の男女3人に、一緒に練炭自殺をするかのようなメールを送るなどして誘い出し、乗用車内でこの3人も口をふさいで殺害したそうです。 前上死刑囚は「人が窒息して苦しむ姿に無上の性的興奮を得る」人物であり、「どうしてもその衝動を抑えることができなかった」と自ら告白しており、「小学4、5年のとき推理小説に、犯人が薬品を染み込ませたハンカチで口をふさいで失神させて誘拐する場面があって興奮した」と述べており、精神科医師はこれを「異常性癖」と判断したそうです。 これは著者の体験談ですが、ある30代の女性から性交のさなかに突然「強く首を絞めて欲しい」と懇願されたことがあり、その後別の女性からも同様の行為を「せがまれた」ことがあります。 また、男性の一部には性交中に相手の女性の首を手や紐・ネクタイ等で締め付ける行為を日常的に行う者がおり、たとえばラブホテル等でデリヘル嬢が絞殺される事件がときおり発生することもありました。 このため女性を絞殺することは論外ですが、前上死刑囚が「人が窒息して苦しむ姿に無上の性的興奮を得る」と述べていたことは、けっして異常なことではなく、むしろ昔から男女双方に存在した性癖に過ぎないと思っています。 ちなみに、性交中に女性の首を軽く締めると女性器が締まると書かれた書物も数点存在します。 大爆笑! 2009-08-17 12:56:46 【著者は? (Unknown):本当はなにマニア? 男専を隠してるの? 同居人はホントは男なんですか?ホモなんだね】 大衆社会に適応して生活している著者は、もちろん女性を伴侶としており、「正常」かつ「まっとう」な社会生活を送っております。 しかし著者の大衆社会に適応できない例外者としての人格は、まったく別の「至高性」と呼ばれる異質かつ複数の人格を有しており、脳内写生の領域においては性別も超越し、植物や昆虫・動物・この世ではない存在とも自在に性愛を交わすことができます。 わかりますか?わからないでしょう? もし大衆に理解されるぐらいなら、著者は死んだほうがマシであると思っております。 4つのコメント 2009-08-23 22:24:47 【相談です。 (Unknown)私、堂々と自信をもち不倫していますが、実は、彼をお口でサービスしたら、嫁の髪の毛が絡みついていました。悔しいやら、嫁の髪の毛が私の口に入った事が気持ち悪いやら、凄い腹立たしいんです。こんな私って小さいですかね?】 【わざとだよ (Unknown)巻き付かせておいたんだよ!でも妻いいなりにまきつかす男が悪いよ。 別れた方がいいよ】 【たとえ (Unknown)いいなりに巻き付けたとしてもあう前に外すでしょー】 【洗濯の時に (Unknown)絡まったんじゃないの】 なるほど・・・ ですが著者の見解は違います。 「堂々と自信をもち不倫」しているであれば、たとえ「嫁の髪の毛が絡みついて」いたとしても昂然と払いのけられるのではありませんか? 偶然巻き付いたのか、意図的に巻き付けたのか、それを詮索してなんの益があるのでしょか?それとも「自信」は偽りですか? もうひとつ、その髪の毛は確かに「嫁」のものなのでしょうか? 別の女の髪の毛の可能性はありませんか? いずれにせよ、「彼をお口でサービス」する時は良く「点検」すべきです。 浮気の痕跡・匂い・色つや・硬度など、しっかり確認してください。 ペニスはときとして凶器にもなり、いとおしい宝物にもなります。 凶器にするのも、宝物にするのもアナタ次第なのではありませんか? 男の色気 2009-08-24 10:47:13 【いい返事ですねぇ… (ラリ)ベニスのチェックは女次第だし、女次第で大きさ硬さ形味までも違うもんね…いいコメントありがとうございます。濡れちゃいました。あなたのコメントは大人の色気が漂う素敵な人、アイタイ】 お誉めのコメント、「諾」といたします。ラリルレロさん、いつかお逢いましょう! ところで、女性はどのような時に「男性の色気」を感じるのでしょうか? ネットで検索すると、たくさんのコメントが見つかりました。 「安定感のある話し方、ソフトな声は子宮に響く」 「男性の手の動きや長い指に色気を感じる」 「自分カラダの敏感な部分をその指でソフトに撫でられるシーンを想像するとドキドキする」 「指先が器用な男の人に色気を感じる」 「職人のようなたくましい手を見ると抱きしめられたいと思う」 「血管が浮き出た腕はペニスそのものでソソられる」 「意識した仕草より、ふとなにげなくする仕草にドキッとする」 「健康的な二の腕」 「普段きちんとしている人がラフな恰好で無精ひげのままでいると胸キュンする」 「笑顔が無邪気なオトコ」 「男性の大きな背中や引き締まったオシリをみるとトキメク」 「スーツ姿の男性、制服をビシッと着用した男性を見るとドキドキする」 「男の鎖骨」 「ガツガツした男は論外、余裕やゆとり、寛容な男性がスキ」 「タバコを吸う仕草、けむりのゆらぎ」 「バリバリ働く男は魅力的」 「エッチのあと、私の中で息も絶えだえの汗まみれの彼がスキスキッ」 はいはい、わかりました。女性は以外と男性のパーツを良く観察しているのですね。 ベネズエラの美人工場 2009-08-25 22:23:11 【黒々とした (Unknown):太くて固い髪】 「黒々とした太くて固い髪」に男の色気を感じると言いたいのですね? 「黒々とした太くて固いアレ」はどうなんでしょうか? -------------------------------------------------------------- 今年のミス・ユニバースは、ベネズエラ代表のステファニア・フェルナンデスさん(18歳)が優賞しました。 ところで、ベネズエラには「世界ミス・コン工場」があることはすでに知られた事実であり、ミス・コン育成の専門工場が国内にあって、そこでは歩き方・話し方・ダイエット・メーク・身のこなし等ミス・コンで求められる要素を徹底的に身に付けさせられ、ここをめざして毎年多くの美女たちが集まるのだそうです。 またベネズエラでは15歳で豊胸手術をするなど美容整形がごく当たり前に行われており、この工場には当然のごとく専属の美容整形外科医もいます。 ベネズエラは今年ミス・ユニバース大会を2連覇し、これで通算6度目の制覇となったばかりか、ミス・ワールドも5回制覇しています。 しかも、ほとんどの大会でこの工場出身者が常に最終選考に残るほどの「完成度」なのです。 でもこうなると、国際的な美人コンテストは「整形美人コンテスト」となり、美容整形外科医の見本市や「作られた人工美人の競演」となってしまうのではありませんか? ミス・ユニバースにせよ、ミス・インターナショナルにせよ、観賞用の女性を製造することをやめ、ナチュナラルで健康的な女性の美しさを求めるべきであると思います。 とかく美人は扱いにくく、性格が悪いと言われていますが・・・これは著者の先入観なのでしょうか。 欲情の作法 2009-08-28 23:09:01 渡辺淳一著「実践的最新恋愛講座 欲情の作法」(幻冬社刊)を手に取って眺めてみました。この本のオビに書かれたコンセプトによれば、 ・卵子と精子の性質の違い ・「勝負下着」は本当に効果があるか? ・容易に許す女は軽いのか?などと書かれてあり、さも欲情をそそる表紙のデザインです。 しかしこの本は、大衆社会におけるきわめて陳腐な「正しい男女の恋愛の仕方」を俗っぽく書いた本であり、思わせぶりな本のタイトルだけで本を買わせようとする「あざとい」企画と言わざるを得ません。 なぜなら、欲情の仕組み・性欲の正体を論じることなく「欲情の作法」だけを説いても「銭湯(浴場)におけるマナー」を読んでいるようで深みがありません。 今日の欲情・性欲は他者が金儲けのために大衆が発情するように企んだ「商品化された性欲」(上野千鶴子氏の用語)であって、各自のオリジナルな性欲はみごとなまでに退化してしまっています。 大衆はどこかの誰かが金儲けのために商品化した「発情装置」(上野千鶴子氏の用語)によって金銭を払って欲情させられているのであって、恋愛もその商品化された発情装置の一端にすぎませせん。 自己の本性を真底愛せない者が、他者なる本性を真底愛せるはずがないのです 日本女性の性器 2009-09-04 00:11:00 太平洋戦争の時代、西欧連合国の兵士の間で「日本女性の性器は縦ではなく、横向きに付いている」と言う、まことしやかな噂が流され、多くの西欧連合国の兵士たちが日本女性を強姦したり、戦後我が国を占領した連合国兵士が実際に娼婦を買って日本女性の性器が横向きか否か確かめたという実話があります。 馬鹿げていると一笑に付すことは簡単ですが、この悪意ある噂は現代にも亡霊のように生きていて、日本女性と欧米人男性が結婚するとその友人知人たちは「日本女性の性器は縦ではなく、横向きに付いていると言うが本当か?」と小声で尋ねるのだそうです。 日本女性の性器が縦か横かで、60年以上も噂が消えない、その先入観が今も消えないという事実を冷静に考察すると、欧米男性の日本女性に対する性的妄想がかなり偏向していることが判って来ます。 彼らは当たり前のものより、当たり前でないものに魅せられる人たちなのです。 性交ロボット 2009-09-06 11:11:20 「ギズモード・ジャパン」によると、オーストラリアで行われたTourism Futuresコンフェレンスで未来学のIan Yeoman教授が「人間の労働力が不足するであろう未来(2050年)では、ロボット工学はとても重要で頼るところが多くなってくる。場合によっては風俗ロボットや売春ロボットも考えられる」と述べたそうです。 実は家庭にビデオデッキが普及したのは、レンタルのアダルトビデオが急速にに普及したためであり、1960年代のモータリゼーション(乗用車の普及)の進展の陰には郊外型ラブホテルの登場やカーセックスの登場がありました。 ロボットの使命は人間の代わりに働いたり、人間の代用になることですので、未来学のIan Yeoman教授が言うまでもなく将来精巧に作られた人型ロボットは間違いなく性風俗や売春の世界で重宝されるようになるでしょう。 男性のための性交ロボットが登場すれば、性行為感染症の恐れがなくなり避妊も不要になります。 同様に女性のための性交ロボットが登場すれば、やっかいな人間関係抜きで際限もなく快楽をむさぼることができます。 もしかしたら、近い将来「ロボットと性的関係を持つことを禁じる法律」ができるかもしれませんね。 勝負下着とランジェリー 2009-09-09 13:44:34 福岡出張から戻ったら、下着に関するトラックバックが届いていました。 勝負服とはもともと競馬の騎手がレースの時に着用する特別なコスチュームのことですが、このブログによると、「勝負下着」とは、女性が好意を抱く男性を魅了させるために着用する下着のことであり、さらに女性が大きな仕事を行う際に自分に気合いを入れる意味で着用する特別な下着のことなのだそうです。 判りやすくいえば女性がここ一番の時に「フンドシを締める」ために着用するのが勝負服であり、最近女性用の「フンドシ」が発売されて話題になりましたが、考えてみれば勝負下着はもともとこの「フンドシを締める」という意味合いがあるのですから、女性用フンドシの登場はむしろ「当然のこと」であったのかもしれません。 一方、ランジェリーとは、「日常的な下着」のことであり、着心地・付け心地優先の下着と女性たちは区別しているようです。 このブログでは何度も論じましたが、下着は「ラッピング」(上野千鶴子氏の概念)であり、ラッピングすることで女体の価値は高められるのです。 だからこそ、女性は下着に特別な意味合いを持たせ、そのパワーを利用しようとする訳です。 ところで女性が勝負下着に凝る一方で、男性の多くは案外女性の下着に無頓着であり、あくまでも目的は「中身」にあるとストレートに考えがちですが、しかし下着に関する「フェティシズム」も根強くあり、エロティックなショーツやガーターベルト・ストッキング・コルセットなどに関しては色・素材・光沢などに、かなり「こだわり」がある男性も確実に存在します。 ただし本人は下着フェチであることに「まったく」気付いていない男性が多いのですが。 著者ですか? 女性の下着そのものが「他者がお金儲けのために男性を発情させるべく企画した商品化された性欲」に属するものであると思っていますので、外見だけで発情することはありません。 従って女性の下着に関しては少々こだわりがありますが、それはオリジナルな脳内写生の世界で「たっぷり」楽しむことにしております・・・ 見せる下着・見せない下着 2009-09-11 10:25:29 gooブログ総数1287165件あり、このブログは3年目にしてアクセスランキグ9990位に入りました。 その日のブログのテーマは「勝負下着とランジェリー」でしたので、いかに多くの読者が下着やランジェリーに関心や興味があるか、今回改めて感心させられました。 たくさんのアクセスを頂きましたので、著者の下着に関する考察をまとめてみます。 かつて上野千鶴子:著「スカートの下の劇場」のなかで同氏は「下着は女性が自分の価値を高めるためのラッピングである」(要旨)と述べ、「秘すれば花」と言われ「隠すことで見たいと思わせる戦略」があることを指摘しました。 また我が国にはワビ・サビの文化があり、本当のイキは「見えないところでオシャレすること」とされて来ました。 ところが現代ではあえて「見せるべきではないもの」見せることで注目を浴び、注目されることで自己が存在することを確認するためのツール(手段・道具)としての下着やタトウ・過激な露出ファッションが至るところに顕在しています。 しかしこうした現象は結局、自己の内奥に特別の中身がないことを露呈することになり、「見せるべきではないものを故意に見せることで注目を浴びるために、さらに過激に露出する」ことになるのです。 こうした傾向を底の浅い戦略と決めつける訳ではありませんが、長持ちする戦略は、「見せるべきではないもの隠しつつ、限定された相手に対して何度もじらした上でチラリと一瞬「きらめかせる」ことにあります。 いつでも簡単に見られる状況にあるものはたちまち飽きられますが、容易に見られないものは見るまでは忍耐強く待ち続けることで「渇望」状態となり、そうすることで見られる対象の価値はますます増幅されます。 見せるべきか?見せざるべきか?それが問題だ・・・ 勝負下着:再考 2009-09-14 22:36:05 著者の大切なスタッフのひとりであるモーニングさんによれば、「勝負下着の専門店って意外とないんです。また、これは勝負下着ですと表示されて販売されていることもありませんよ」とのことです。 なるほどね。 つまり、下着を購入する女性が、選んだ下着を「勝負下着」と定義するか、定義しないかで「勝負下着」か否かが決まることになります。 そして、さらに彼女によれば「どの下着を勝負下着にするか、しないかは相手によっても違ってくるし、自分が勝負下着を身に付けてカレと逢っても、いざ脱ぐ場面で下着だけが浮き上がってしまうこともある、相手のことを考えると下着選びは難しいですよね」とのことでした。 男性の皆さん、彼女がアレコレ迷って選んだ下着をいきなり「ひんむく」のではなく、せめて一言「かわいいね」とほめてあげて少しは鑑賞してあげてください。 女性にとって下着はラッピングなのですから・・・ そういえば女性の下着にはリボンが付いていますよね。 女性にとって下着は自分の価値を高めるラッピングだからこそ、ラッピングである下着にはリボンが付いているのでしょうか? 女性のドレスやバッグ、ハイヒール、髪飾りなどにリボンが多用されるのも、このラッピング効果があるから・・・? 両性具有とスポーツ 2009-09-21 11:01:03 この掲示板の姉妹編である「脳内写生:ご異見版」に「両性具有とスポーツ」と題してコメントしたところ、多くのアクセスがありましたので、本編であるこの掲示板に転載することにしました。 姉妹編である「脳内写生:ご異見版」は国会議員や著名な弁護士・上場企業の役員さん・環境問題に関する団体などの読者が多く、著者発の「私的ニュースペーパー」として閲読されているようです。 ---------------------------------------------------------------------------------- 9月11日、陸上の世界選手権の女子800メートルで金メダルを獲得したセメンヤ選手が「両性具有」であったとの報道がありました。 海外各紙によると、セメンヤ選手の性別検査は医師はじめ各分野の複数の専門家によって行われ、その検査の結果、セメンヤ選手には両性の身体的特徴が認められ、体内に滞留睾丸があり、子宮と卵巣はなく、男性ホルモンのテストテロン数値が通常の女性の3倍以上も分泌されていたそうです。 今後、世界陸上での金メダルの剥奪や国際競技参加資格の喪失処分の可能性がありますが、実は同様の事例はIAAFだけでも過去4年間で8件あったのだそうです。 男女の性差は明確なものではなく、男性として育てられ男性と思って生活してきたのに女性であったとか、両性具有であった、あるいは女性として育てられ女性と思って生活してきたのに男性であったとか、両性具有であったという事例が時折起こり得るのです。 また男性として育てられ男性としてペニスがあるのに脳が女性であったとか、あるいは女性として育てられ女性として子宮や卵巣がありながら脳が男性であったという事例(性同一性障害)もあります。 結局、男女が性差で区別されて競技することに、すでにある種の限界が現れているのであり、男性も女性も・男性でもない・女性でもない者たちがハンデなしの実力だけの均等な条件のもとで堂々と競技できる機会を設ける時代が到来しているのではないかと思います。 両性具有オリンピック 2009-09-25 12:29:09 今回、スポーツの世界に意外と両性具有が多いことが判明したわけですが、スポーツの世界では両性具有者は公的な競技にエントリーできないことになり、事実上不利益をこうむることになります。 滞留睾丸があったから女性として公的大会にエントリーできないとか、子宮と卵巣が体内にあるから男性として公的大会にエントリーできないという基準そのもが性差の押し付けであり、当人が故意に選択した性的特徴でもありません。 そこで著者は、「両性具有者だけのオリンピック」の開催をあえて提案いたします。 男性・女性の性差を超えた国際的なスポーツの祭典があるべきであり、マラソンも42,195Kmではなく、50Kmあるいは100Kmを性差に関係なく走ってみれば、実は女性のほうがスタミナがあることが証明されるかもしれないからです。 セックスアピール 2009-09-27 21:50:22 光テレビ(インターネットテレビ)の「ナショナル・ジオグラフィック」チャンネル(通称:ナショジオ)を見ていたら、「セックスアピール」に関して興味深い分析がありましたので紹介します。 セックスアピールとは単に色気があるとか、色気がないという問題ではなく、相手の顔や声・ニオイ・社会的地位などを総合した「より優れた遺伝子を有するパートナーを求める脳の機能」であり、そうしたパートナーに出会うと、脳は勝手に興奮し、ドーパミン(脳の快楽物質)を分必し、パートナーを獲得しようと行動するのだそうです。 つまり恋愛感情は、脳が「より優れた遺伝子を有するパートナーを求めるため」に行う根元的・本能的活動であり、ドーパミンの分泌によって動向が左右されることになります。 しかしこうした脳の機能は「自由恋愛」に見えるようで、実は「自由恋愛」に反する行為であって、「より優れた遺伝子を有するパートナーを求めるために行う根元的・本能的活動」に振り回されているにすぎません。 むしろ、優れた遺伝子を必要としない「恋愛」(妊娠を望まない性交)のほうが「純粋」でより「自由」であると言えます。 バストのかたち 2009-09-28 16:46:08 最近、女性のバストの形が「均質化」しているように思います。 大きさの違いはあっても、女性のバストの形が、どれもこれも似たような形になったように感じます。 もともと個人差が大きいバストの形状が均質化したとすれば、豊胸手術の普及や各種豊胸マッサージ等の成果があったか、あるいは売れ筋の体型補正下着や有名下着メーカーの特定の品番のブラジャーが大量に売れている、あるいはヌーブラの使用が一般化した可能性があります。 また動画投稿サイトに、下着メーカーが販売店向けに配布している「正しいブラの付け方」と題する販促用ビデオが投稿されているように、多くの女性が例の「寄せてあげる」式の「正しいブラの付け方」を体得した結果、胸の谷間がクッキリできる女性のバストの形が、どれもこれも似たような形になったのかもしれません。 バストのことで悩む女性が多いからこそ、皆同じ形になるようにアレコレ工夫するのでしょう。 でもメイクもおなじ、ファッションもおなじ、ブランドバッグも同じ、バストの形も同じ・・・これでは個性がありません。 右と左で大きさの違うバストを、著者が時間を掛けて同じ形に育てた女性と何年か後に偶然再会したとき、街角で彼女が思わずバストを両手で覆って満足げに微笑んだシーンをふと思い出しました。「誰のこと?」なんて無粋な詮索はナシですよ。 もしかして・・・ 2009-10-02 10:21:57 【著者は思わず股間を押さえたのかしら? 片手で…】 前回、バストの形が左右で異なる女性の乳房の形を整えてあげたことがあり、偶然再会したとき彼女が片手で胸を隠して恥ずかしそうに微笑んだとのエピソ−ドを紹介したら、上記のようなコメントが届きました。 もしかしたら、あのときのご当人ですか? どうしてあのときの著者のリアクションをご存知なのかな? それとも、それぐらいのリアクションはお見通しということなのでしょうか。 ちなみに、個人アドレスには「アナタがいつも同じ乳房ばかりイジったので、いまだに左右の乳房の形がちがう、どうしてくれるの」というメールもありました・・・まことにスイマセン。 ジャパン クリエイション 2010 2009-10-08 01:05:50 台風が接近していますが、東京台場のビッグサイトで開催中の「ジャパン クリエイション 2010」に行って来ました。 この展示会は、主に繊維やファッションの業界の展示会で、この展示会場の中に著者が参加している団体の大型ブースがあるため、毎年この展示会には出展者として参加しています。 この展示会は繊維やファッションの業界の展示会であるため、都内のデザインスクールや服飾専門学校の学生さんたちが大勢見学に来るのですが、その学生さんたちの思い思いのファッションを9年間も見ていて、著者なりにひとつの傾向があることに気付きました。 それは、デザインを学ぶ学生さんのファッションには「自己表現として、自分が好きなカッコウをすることがファッションであると」と考えて奇抜なスタイルをするタイプと、「自分好みの自己表現と、デザイナーとして売れるデザインは別物なのだから、個人としての自分のファションはどうでもいい」と考えるタイプに大別されることです。 この展示会はファッションショーも開催されるため、かなり奇抜なファッションの女性が相当見受けられるのですが、日常的に奇抜なファッションを好むタイプの女性は、案外「デザイナーとしての創造性」が希薄ではないかと思えます。 両性具有・半陰陽・ふたなり 2009-10-12 15:03:29 南アフリカのセンヤメ選手が両性具有者であったと報道されたことから、ネット上には多くの書き込みがありました。 また一部の掲示板には「私は両性具有者です、どのように生きたらいいのかアドバイスしてください」との切実な書き込みがありましたが、すべての回答は「キモイ」「ギョエッ!」など読むに耐えない内容であり、両性具有が大衆にとって理解不能の概念であることが改めて認識させられました。 著者はこのブログで過去に何回も両性具有について見解を述べていますが、ここで改めて両性具有を正しく解説することで、誤解を少なくしたいと思います。 「両性具有・半陰陽・ふたなり」は呼び方が異なるだけで、いずれも男性と女性両方の性的特徴を有する人物を意味しています。 従ってゲイやオカマ・女装趣味・性同一性障害とはカテゴリーが異なりるのですが、無知な大衆はこの違いを理解しようとしません。 ネット上では「両性具有・半陰陽・ふたなり」は「インターセックス」と呼ばれ、米国国立健康研究所による定義では「生来的・先天的な生殖系・性器の異常」とされています。 たとえば外性器・内性器・内分泌系(ホルモン異常等)・性染色体異常等が「インターセックスである」とされます。(むろん、統一された見解はありませんが) より具体的には、外見上はペニス様の性器があるものの、これは内分泌系の異常によって起きるクリトリス(陰核)の肥大化であり、尿道がペニス様クリトリスの先端ではなく、ペニス様クリトリスの下側にあるケースがあります。 反対に外見が女性型でも、膣がなく性腺が睾丸もしくは卵巣に分化していない、もしくは体内に滞留する形で両方を保有するケースもあり、通常のペニスと膣の両方があり、男性とも女性とも性交することができ、射精も妊娠も可能な両性具有も存在します。 先進国では、インターセックスの嬰児が生まれると外科的手術によって男女いずれかの性に修正してきたのですが、「インターセックス・ムーブメント」では、インターセックスの存在自体をタブーとして隠蔽する現行の医療体勢を批判し、完全な情報開示と患者の自己決定を尊重する医療体勢への移行と、不必要かつ本人の同意を得ない性器形成手術に反対しています。 ちなみにインターセックスの嬰児は、人口の1.7%から0.018%誕生するとされており、日本では1年間約600人弱生まれており、日本小児内分泌学会ではおよそ嬰児の2000人に1人が、染色体やホルモンに何らかの問題があり、男女の区別が明確でない嬰児が生まれてくると考えており、インターセックスの総称を「性分化疾患」と呼ぶことを決めています。 「両性具有・半陰陽・ふたなり」等は、アニメや小説の題材になったり、地域や時代によっては聖なる存在と見なされて来ました 実は両性具有は数多く存在するのであり、男女どちらかの性別しか認めない社会の中で周囲の目を恐れ、想像を絶する苦しみを抱え込んでいる人たちがたくさんいるはずです。 たとえば子どもの性別を変えるために誰も知らぬ土地に転居して戸籍を変えるとか、思春期に自分が両性具有であることを知り自殺した若者もいるはずです。 しかし、人間の性別は男女種類しか存在しないと決めつけることは誤りであって、むしろ性別はモザイク状なのであり、外見は女性らしく見えてもペニスや睾丸を保有することがあり、外見が男性らしく見えても乳房や卵巣や膣・クリトリスを保有することがあるのであり、男女どちらに属するのか、あるいは属さないのかは、あくまでも本人の意思に委ねるべきであり、性別を超越した存在として「ありのまま」を許容しなければならないと思います。そのためにも「両性具有オリンピック」ぜひやりましょう! コメントありがとう。 2009-10-19 18:54:36 【オリンピック (Unknown):選手宣誓は同居人さんですね】 同居人は「両性具有オリンピック」ではなく「珍獣コンテスト」向きです。 【. (ms):このblog読むたびに知識と見解が広がります】 はい、知識をひけらかす訳ではありませんが、読者の皆さんがハイレベルなので、手抜きができません。 とにかく「あえて異質な思考をする、あえて異論を唱える」ことを目標にしています。 【Unknown (Unknown):看病しながら大変だと思います。いつまでも書き続けてくださるように、お願いします】 看病?看病と言うより、飼育(肥育:笑)もしくは野獣の調教、同居人専属の心療内科医?でしょうか。 看病と言えば、モーニングさんの娘さんが急な発熱で(新型インフルエンザではありません)このところ1週間ほど仕事を休んでいるため、著者にもしわ寄せが来て雑用に追われる日々です。モーニングさんの復活を願う毎日です! なお、丹念に「両性具有・半陰陽・ふたなり」の3つのキーワードでネット検索してみたところ、あるサイトに「女性の体に、通常の大きさのペニスがあり、そのペニスの付け根に完全なヴァギナがある画像」を見つけました。 できればこの貴重な画像を転載したいのですが、オリジナル画像の所有者の許諾が得られそうにないこと、ワイセツ物を公開したと告発される可能性があること、興味本位で被写体である両性具有者を「さらし者」にしたと思われたくないこと等を考慮して、今回この転載を断念しました。 こうした身体を有する女性(男性)が「男と女以外に性別が存在しない世界」で生きていくことが、どれほど悲壮で壮絶なことか・・・胸が痛みます。 仕事とプライベートの服装 2009-10-24 23:21:28 著者の元に研修で来る若い女性の服装と通勤時の女性の服装について、以前から感じていたことをまとめて見ました。 まず、朝の通勤時の若い女性の服装が非常にカジュアルになっています。 固いことを言うようですが、通勤途中で交通事故に遭うと、職務上のケガとして労災が認定されます。 従って、通勤といえども厳密に言えば職務中なのであり、職務であれば通勤に短パン姿やフワフワの風でめくれるような超ミニ姿や胸の谷間モロ出し姿、破れたジーンズは「論外」と言わざるを得ません。 「通勤途中はどのようなカッコウをしようが、私の勝手」と彼女たちは思っているのでしょうが、勉めている会社に入るとき、余りにも非常識な服装ではその会社の品格も疑われてしまいます。 プライベート・タイムの服装は自由ですが、それでも半裸に近い服装で自宅を出入りしたら、やはりその家や家族の品格が下がります。 おそらく「自分のお金で買ったもので自分が好きなファッションなのだから、何を着ようが勝手、お節介は無用」と若い女性は考えるでしょうが、アナタの服装がアナタの品格を決めているのであり、場合によってはアナタの服装が会社の品格を左右することも忘れないで下さい。 男脳・女脳 2009-10-29 23:08:46 服装に関するテーマをブログに書いたら、急にアクセス数が急増しました。 皆さん、関心があるテーマなのですね。 著者の会社のスタッフは「誰の服装のことを指しているのだろう?」と戦々恐々のようですが、要するに節度があり、清潔で簡素なら私服で働くことは「やぶさか」ではないと言いたかったのですが、あのブログのせいでモーニングさんが「なんと」スーツ姿で出勤してきたのには驚きました。カッコ良すぎ、スタイル良すぎですぜ! m(~_~)m 本日、ユーザーのひとりであるT医師と雑談していたら、「オトコの脳はザルで、オンナの脳はバケツ」であるという持論が突然飛び出しました。 つまり、オトコの脳は嫌なことはすぐ忘れる都合の良い脳であり、オンナの脳は嫌なことは絶対忘れないなんでも溜める集積脳なのだそうです。 だからオトコは約束をすぐ忘れ、オンナはいつまでも「あのとき約束したじゃない」とクドクドとほじくり返す・・・なるほど、なるほど、ごもっとも、ごもっとも。 その場に居合わせたスタッフ4〜5名が一同大変納得しておりました。 ファッション雑誌のモデル 2009-10-31 23:27:02 山手線の通勤電車の中で、まるでファッション雑誌から抜け出てきたモデルさんのような若い女性を見掛けました。 彼女のファッションはヒールの高さ10センチの、膝上まである黒の細身のロングブーツ(ニーハイ・ブーツ)に黒のレザーの短パン、ゴールドのクサリがじゃらじゃら付いた肩掛けバッグ、ヒョウ柄の半袖パーカー、そしてロングの茶髪。 身長が170センチくらいあり、スリムでクール。 確かに全体がビシッと決まっていて、スタイルも抜群。 ところで、彼女のファッションは彼女の世代が愛読する雑誌のイメージそのものであり、彼女の個性や彼女のオリジナリティではありません。 デザインや流行を追いかけても、何一つ満たされることはなく、次々と新しいデザインが登場するので尽きることがない、際限もない浪費と徒労に行き着きます。 しかもデザインや流行を追いかければ追いかけるほど、デザインや流行を仕掛ける者の「たくらみ」に乗せられるので、消費者の中身が空虚になって行きます。 だからこそ若い女性はいっそう流行やファッションに惹かれるのであり、流行に追従してさえいれば、自己の中身がカラッポであることに気付かないで済み、しかも流行を身にまとうことで「私は最先端にいる」というアイデンティティを得るのです。 しかしそのアイデンティティは、流行やファッションを仕掛ける側があからじめ用意した仮の「アイデンティティ」でしかありません。 これが流行が必ず「軽薄」に見える真の理由なのです。 スリムウォークのCM 2009-11-01 19:24:27 スリムウォークのTVCMの画像をご覧ください。 著者が注目するのは美脚ではなく、3段に別れたフワフワのミニスカートです。 このTVCMの中でもモデルさんが飛び跳ねると、あわやパンチラ?と思わせる「きわどいアングル」があるのですが、実はこの3段フワフワミニが街にもあふれています。 しかもこの3段フワフワミニの素材がとても薄いので逆光の中で見るとスケスケになり、風が吹けばフワフワ・ヒラヒラ・パンチラと男性をハラハラ・ドキドキさせています。 こうしたミニはもともと社交ダンスのコスチュームであったのですが、女性たちが男性の視線を集めることに気付き、街の中でも愛用しはじめたために広がったと思われます。 注目されたい・目立ちたい・見られたい・振り返られたい・誘われたい。 若い男性が草食系になればなるほど、女性たちは秘かに肉食系を求め、露出を大きくすることで異性を「誘う」のです。 究極の勝負下着 2009-11-06 17:40:27 クリスマスシーズン到来ですが、暗闇で光るセクシーランジェリーがLuminoGlowから発売になりました。 暗闇で光る下着といえば、確かにあやしいムードを連想しますが、その一方でLEDを縫い付けたり、ジャンバーなどに縫い付けられている反射テープや夜光テープを使えば簡単に「暗闇で光る」セクシーランジェリーが作れそうな気もします。 できれば体温が上がると下着がピンク色に光るとか、発情すると下着がゴールドに輝くような究極の勝負下着ができないものかと思います。 女子高生のミニスカート 2009-11-08 21:43:13 山手線の池袋駅から4人の女子高生が、股間が見えそうな超ミニスカート姿で乗車して来ました。まるで4人の仲間がお互いを挑発するようなミニスカートの短さでした。 彼女たちは、努めて平静を装っていましたが、車内の男性たちの視線が自分たちに一斉に集まったことをお互いにさりげなく確認し合っておりました。 女子高生ですら、いや、女子高生だからこそ、オトナのオトコから見て自分がオンナとしてどれだけ価値があるのか、制服のスカートの裾を5〜6センチ引き上げるだけで確かめることができるのです。 しかも、その制服の下にたとえスパッツを履いていようが履いていまいが、女子高生がナマの太腿を露出し、これ見よがしに見せつけるだけで車内のオトコども代わる代わるチラチラと自分たちを覗き見してくれる・・・ この優越感と視線を集める高揚感を10代の頃から覚え、実践して来たら、ただ外見だけを飾る「中身のない女性」ばかりが横行する時代になるハズです。 女性にとって男性の視線はある種のカガミです。 自分が男性からどのように見られるか、そして評価されるかで女性はファッションを選び、勝負下着を選びます。 そして男性の視線の中に「キミをもっと見たい」というニュアンスがあれば、女性は自信を持ち、それがなければ自身を喪失します。 つまり女性は男性という自分を評価してくれる対象がなければ、自分の価値を確信することができない存在なのです。 「そんなことはない!オトコを選ぶのはオンナである私自身だ」ですって? いいえ、女性が選ぶ相手は自分を評価してくれたオトコに限定されているのです。 つまり、自分を美しく映してくれ、賞賛してくれるカガミしか女性は求めていません。 女子高生が将来なりたい職業の第1位は何かご存知ですか? それは「芸能人」なのだそうです。 芸能人はほぼ100%見た目のキャラクターで人気が決まります。 女子高生が「芸能人になりたい」と切望するのは、「見た目で勝負」できるからでしょう。 でも、実は芸能人は視聴者やファンという厳しい、常に移り気な無数のカガミに囲まれた存在なのです。 篠山紀信氏:ガンバレ 2009-11-13 19:34:58 警視庁保安課は10日、今年1月に発売された写真集「20XX TOKYO」の撮影を行った篠山紀信氏(68)が、屋外の誰でも見ることができる状態でモデルのヌードを撮影した公然わいせつの疑いで東京港区の同氏の事務所と、モデルとなったAV女優:原紗央莉嬢(21)の所属事務所を家宅捜索しました。 この撮影では5、6人のスタッフが見張りに立ち、人が来るか来ないかを監視しながら、OKがでるとモデルが一瞬ガウンを取って篠山氏がシャッターを押したと自ら雑誌「広告批評」3月号で撮影現場の様子を説明しています。 実はこの撮影方法が、今回「公然わいせつ」の嫌疑を受けることになったもので、この写真集は昨年8月中旬から下旬にかけて、夜間に都内の10数カ所で撮影されたもので、お台場周辺や青山霊園・JRの線路上でも撮影されたそうです。 警視庁保安課は、この写真集の撮影が、屋外で誰でも見ることができる状態であり、これが「公然わいせつ」容疑にあたるとみなしており、写真集自体に「わいせつ性」はないとみなしています。 著者は、ここで屁理屈をこねるつもりはありませんが、もし「5、6人のスタッフが見張りに立ち、人が来るか来ないかを監視しながら、OKがでるとモデルが一瞬ガウンを取って篠山氏がシャッターを押した」のだとすれば、「屋外の誰でも見ることができる状態でモデルのヌードを撮影した公然わいせつの疑い」は成立しないのではないかと思われます。 「公然わいせつ」とは、「公然とわいせつ物を多数の者に見せようとする」行為なのですから。 なお、改めて申すまでもありませんが、こうした撮影方法は一般週刊誌のヌードグラビアなどでも日常的に多用されており、「ビデ倫」の審査を受けたアダルトビデオでも「屋外撮影もの」は無数に存在します。 そらく著名な篠山氏を「見せしめ」的に「こらしめる」ことで、こうした撮影方法に一定の歯止めを掛ける目的があるのでしょう。 上記の、撮影に一定の配慮がある撮影まで「公然わいせつ」とみなすのは「表現の自由」を侵害するものであり、権力の横暴です。 FOXライフ Satisfaction 2009-11-18 21:46:15 CATV・光TV等の「FOXライフ」チャンネルの新ドラマ「Satisfaction」(原題)を見ました。(最近放送終了し、DVDも発売されレンタルもあるそうです) 「Satisfaction」とは「満足、人を満足させること、満たすこと、履行、弁済」の意味があり、「神学」では「贖罪」(しょくざい)とか、決闘などによる「名誉回復」等の意味があります。 この番組のHPには「高級娼婦たちの過激なセックスワークと波瀾のプライベートライフを、大胆かつ赤裸々に綴ったウーマンズ・ストーリー」とあります。 ドラマのあらましですが、高級娼館『232』で働くセックスワーカー(番組では、売春婦とか娼婦と呼ばず、彼女たちをあえてセックスワーカー:性労働者と呼んでいます)たちが、単に男と性交して代価を得るのではなく、男性ひとりひとりのオリジナルな性欲に応えるため、男性客の心の内奧に入り込み、それを深く理解し、さらにその客の「奇癖」とも言うべきオリジナルな性欲を慈しみ、時に挑発することに「いきがい」を見出しています。 このため娼婦たちは客にとって「女神」同然であり、「奇癖」であるオリジナルな性欲を満たされた男たちは、恐れや罪悪感から解放され、文字通り「Satisfaction」に浸り、陶酔と消尽にひたります。 実は、この衝撃的なTVドラマは、オーストラリアで2007年12月5日〜2008年1月30日の間に、なんとゴールデンタイムに放送され、あまりにもセンセーショナルな性描写の連続に、男女を問わず話題騒然となったドラマなのです。 娼館とは、娼婦が客の精液にまみれる場所であると同時に、女性が女性特有の感性で男性の欲望を読み取り、それを完全に満たすことができる場所であり、現実とファンタジーが融合する場所なのです。 だからこそ、男性にとって娼婦は「女神」あるいは「贖罪の使徒」となる神聖な存在となります。 「Satisfaction」は高級娼婦たちの過激なセックスワークを取り上げる一方で、彼女たちが子育てや恋愛に悩む「なま身」の女性であることを描いたドラマでもあります。 しかし著者としては、娼館で「いきがい」を持ってセックスワークに励む女性たちを「なま身」の女性として描くよりも、バタイユ流の「薄汚い娼館こそ男性にとって聖なる教会である」というドラマに徹して欲しかったと、少々残念です。 シーメール:リコ 2009-11-22 12:48:04 光TVのアダルトチャンネル(有料)に時々登場する「シーメール リコ」という両性具有者のことをネットで検索してみたら、かなり大きなHPが見つかりました。 両性具有はペニスとヴァギナの両方を保有した身体を有するものですが、ほとんどの両性具有はどちらかが優勢で、ペニスもヴァギナも両方「立派」と言えるケースはきわめて稀です。 ところが「シーメール リコ」はペニスもヴァギナも「立派」であり、外見は美形のバストも豊な女性に見えます。 ところが、さらにネット検索して見ると(明らかなニセモノもありますが)両性具有をウリモノにしたアダルト・ビデオは多数存在するのであり、世の中には両性具有者がこんなに沢山いたのかと驚かされます。 両性具有であることを悩むよりも、それをウリモノにしてしまうほうが人気が出るような時代なのですね。 関心がある方は「両性具有」「シーメール」「ふたなり」「半陰陽」等のキーワードでネット検索して見てください。 ヘルペス カンジタ 以前、このブログで生理ナプキンのTVCMがどんどんリアルになってきており、しかもドラッグストア等に「夜用スパーロング32Cm」とか「多い日用たっぷり吸収」などと表示されたリアルな実物サンプルが堂々と展示されていて女性もそれを恥ずかしく思っている、と書いたことがあります。 ところが最近、そのTVCMで「口唇ヘルペス」や「膣カンジタ」の市販薬の広告が登場し、「再発しやすい膣カンジタが自宅で治せます」ときわめて具体的なコメントが流されています。 ヘルペスやカンジタは確かに性行為感染症のひとつではありますが、ヘルペスの原因となるウィルスは誰でも体内に保有しているのであり、免疫力が落ちたり、刺激を与えると突然「暴れ出す」ことがあります。 またカンジタも原因は真菌であり水虫やインキン・タムシと同じで、条件さえ揃えばだれでも発症する可能性があります。 従って口唇ヘルペス(再発する口内炎で唇にカサブタができるものは口唇ヘルペスと思われる)も膣カンジタも市販薬で充分対応できるものなのですが、TVCMで大声で「再発しやすい膣カンジタが自宅で治せます」とコメントされるとなぜかドキッとさせられます。 ちなみに、膣カンジタの再発が多いのは性行為による感染ではなく、「おりものシート」の常用や、生理用ナプキンの吸収力が向上し、長時間生理ナプキンを使用し続けることが関係しているのだそうです。 コメントありがとう! 2009-12-02 11:54:37 【はじめまして (めい):ヘルペスに対する抗ウイルス薬は今まで市販薬はありませんでした。カンジタに対しては、しばらく市販薬が無かった時代がありましたが今は買うことができるようになりました。お医者さんで内診台にのることに抵抗がある女性にはうれしいCMだと思います。また、医療費削減のための国の施策という意味合いもあるのでしょうね】 つまり、カンジタを発症する女性(男性)が多いから、医療費削減のために市販薬が出てきたと解釈できるのですね。 たしかに女性(男性)にとって「うれしいCM」かも知れませんが、まず清潔に、そして根気良く・・・あれっ?このフレーズは水虫薬のCMでしたよね? 原因がいずれも「真菌」だから対処法は同じなのかも。 【Unknown (Jumi):カンジタは他に、お風呂での感染やアダルト玩具の使用の際に不衛生だと感染するそうです】 Jumiさん、こんにちは! 以前、池袋のアダルトショップを覗いたら、若い女性が数人店内にいて、一人で性玩具を購入していました。アレは隠しておくので、たしかに不衛生になりそうですね。 さすがオトナの女性、指摘がエロティックです。 おっと公衆トイレの便座も危険ですぞ! 【一応看護士 (尚美):カンジタは不潔にしてるとなると母が言ってました。 たしかに、汚い人がなる病気ですよ】 それと、通気性が悪いパンストやガードル、吸湿性がないショーツ、密着型ナプキンが重なると真菌が発生しやすくなると思います。 いずれのコメントも、ヘルペスもカンジタも、もはや性行為感染症(STD)というよりは、日常的な原因で発症することを承知していらっしゃるのです。 NHKとニーハイ・ブーツ 2009-12-06 12:42:57 昨夜、雑用を片付けながらNHKの番組を時々見ておりました。 あの吉村作治さんがエジプト考古学について興味深い話をしていたのですが、この番組に出ていたアシスタント役の若い女性が膝上まである流行の黒いブーツを履いて、番組中スタジオの中を行ったり来たりしていました。 その光景が少々場違いな感じがしましたので、その「場違いな感じ」の原因をアレコレ考えて見ました。 数年前の冬、中央官庁の庁舎の中で、フワフワのミニスカートにブランドものの胸開きブラウスに黒のロングブーツ、アクセサリーじゃらじゃらという「とんでもないファッション」の公務員を見掛けたことがありました。 その時は率直に言って「アンタ、その恰好で仕事できるの?」と思ったものです。 ロングブーツはもともと屋外で履くべきものであり、室内でロングブーツを履くのはステージ上のモデルさんかタレントさん、あるいはナチスドイツ時代の軍人ぐらいであろうと思っていました。 つまり、かつてロングブーツには「非日常性」を感じさせる要素があったのです。 特に膝上までの長いブーツは「SMの女王サマ」専用と思っていたのですが、あのお堅いNHKのアナウンサーまでもが番組の中で「SMの女王サマ」のようなハイヒールのニーハイ・ブーツを着用するような時代になった、という訳です。 バラエティ番組ならともかく、あまりにもデカくて黒いロングブーツを教養番組の中で履いて歩き廻ることは、大変目障りです。 結婚≠生殖 2009-12-07 10:26:15 20代・30代の未婚男女の60%は結婚しても「子どもはいらない」と考えているそうです。 「婚活」と言う現代用語があり、TVドラマにもなるほどの「結婚願望」がある反面で、結婚しても「子どもはいらない」と考えているとすれば、結婚はもはや子孫を残すための「生殖」ですらなくなってきたことになります。 「結婚=生殖」ではなく、「結婚≠生殖」であるとすれば、結婚とは公然たる「同棲」か「同居」と言うことになり、両家が揃って華々しく祝う婚儀さえ意味がなくなります。 また「生殖」が目的ではない結婚による夫婦間の性交は、単なる「コミュニケーション」の手段か手近な「快楽の手段」となり、家庭内売春・家庭内買春の要素が強くなります。 あァ、だからこそ若い女性たちは結婚の条件に「高収入の男性」で、外見だけの「イケメン」を求めるのですね。 ちなみに、著者は「結婚=生殖」も、「結婚≠生殖」も経験しております。 聖なるイエス像? 2009-12-13 09:57:48 著者はコレクターではなのですが、3年ほど前に都内の西洋骨董店で見つけ、約3万円で購入した真ちゅう製の女性裸像(全長550ミリ)を保有しています。 実はこの西洋骨董店は古い教会やキリスト教関係の骨董品を専門に扱う店で、この店舗で画像にある女性裸像を見付けたときも、一瞬「場違いなものがあるな」と感じたことを覚えています。 しかし、なぜかこの形に「惹(ひ)かれる」ものがありましたので大きくて重いこともいとわずにその場で購入し、持ち帰りました。 以来、こんの女性裸像が著者のデスクの上に置物として「安置」してあるのですが、最近ようやくこの女性裸像の「正体」が判明しましたので読者の皆さんに3年におよび著者の「調査結果」をリポートすることにします。 まず、この女性裸像が製造された時代ですが、真ちゅうの表面の仕上げ方法や銅と亜鉛の分量から、およそ150年から200年前にヨーロッパで鋳造製造されたことが判明しました。 またこの女性裸像は一見エロティックなポーズをしているのですが、背中から光りを当てると、壁に投影されたシルエットが、あたかも十字架に張り付けされたイエス・キリストの姿をしていることも判りました。 つまり、この女性裸像は一見「エロいフィギュア」なのですが、女性の姿をした「十字架の上のイエス」を表しているのであり、しかも非常に興味深いことに「十字架の上のイエス」は正面を向いているのに対し、この女性裸像は正反対に後ろを向いていたのです。 イエス・キリストの像とは「性別が逆、向きが逆」と判れば、この女性裸像の「正体」は案外簡単に解明することができます。 この女性裸像の「正体」は、キリスト教を裏返しにした「ある種の悪魔崇拝」か、性欲を否定するキリスト教に背いて、あえて大胆に性欲を肯定する異端教徒のシンボルとして、どこかの教会に秘かに保管されていた「聖なる秘密の偶像」だったはずです。 さらに妄想をたくましくすれば、当時の禁欲的な聖職者たちが、「性別が逆、向きが逆」のこの女性裸像に向かって秘かに射精することで「自ら禁欲を破る罪を犯し、その罪をキリストに対しあながう(贖罪)ために、より厳しい修行と禁欲に励んだものと思われます。 古来より宗教には、そうした「倒錯」した世界が必ず付きまとうものなのです。 このような「いわくつき」の女性裸像が、「至高性」をめざす著者のもとにたどり着いたことが著者には、どうしても「偶然」とは思えないなのですが・・・ ハローキティの裸像 2009-12-20 11:26:28 まず、画像をご覧下さい。 左側のふたつのペットボトルは、サンリオのハローキティのキャラクターが付いたミネラルウォーターの容器です。 右の透明な容器はそのハローキティのキャラクターが付いた熱収縮フィルムを取り外したものです。 この容器を詳細に見ると下腹部にY形の「くぼみ」があり、お臍もあります。 また臀部にもY形の「くぼみ」があり、全体としてかなりリアルな女性の裸像(トルソー)であることが明白です。 著者の「発見」は、一見「こどもぽっく」見えるハローキティのキャラクターがプリントされた熱収縮フィルムの下に、かなりリアルなおとなの女性の裸像が隠されていたという事実です。 コカ・コーラのガラス瓶は女性の裸像をモチーフにデザインされており、コカ・コーラを飲むと時、あたかも女性のウェストをワシ掴みにして女性のすべてを呑み込むイメージがあり、映画「キングコング」のなかで巨大なキングコングの手が逃げようとしてもがく美女をワシ掴みにして巨大な鼻に近づけるエロティックなシーンと連動しているのだそうです。 もしかしたら、画像のハローキティのキャラクターが付いたミネラルウォーターの容器も、コカ・コーラのガラス瓶同様本当は「こども向け」なのではなく、オトナ向けの性的メッセージが秘かに込められているのではないか?と思います。 セックス マニュアル 2009-12-24 22:49:21 何ごとにもマニュアルが必要で、マニュアルがなければ何もできない世代が増加していますが、案の定、「大好きな彼を喜ばす方法 LOVE&SEXマニュアル セックスが上達したい女性のためのマニュアル本」の通販や「性交テクニック講座」「男性をセックスで興奮させる3つのマル秘スゴ技」がネット上には数多く存在します。 そうしたサイトでは、「あなたはセックスに自信が無く悩んでいませんか?」とか、「愛する男性があなたに夢中になってしまうセックステクニックをお伝えします」などと、まことしやかな誘い文句が並んでいます。 これらのサイトを簡単に整理すると、大体以下のようなテーマになります。 「貴女は、こんな経験をした事はありませんか?」 フェラをしていて彼が途中で嫌がった セックスの最中で中断された セックスをした後にフラれる セックスの不満を言われた セックスをした後の彼の態度が冷たい フェラチオの仕方がイマイチ分らない セックスレスになった 彼が他の女性とセックス(浮気)をする 愛のあるセックスを彼がしてくれない 彼のぺニスが立たない、急に立たなくなる 自分のセックスに自信がない 彼が喜ぶセックスをしたい・・・等 そして男性側の意見として、女性に対する不満が述べられています。 攻めてばっかりのセックスで疲れる 彼女がフェラチオをしてくれない、フェラチオがヘタ 彼女の反応がいつも同じ 男が射精さえすれば満足したと女性は思っている 喘ぎ声がヘタ、タイミングが合わない セックスへの冒険心がない・・・等 そこで「セックス マニュアル」は、「愛する男性があなたのテクニックでメロメロになってしまい、セックスで彼を骨抜きにする方法」とか「貴女のセックスに溺れ彼がフラフラになる方法」を教えますと続きます。 しかもその「彼がメロメロ・フラフラ・骨抜きにするセックス」のテクニックとして、 ?彼に予想外の刺激を与える ?男性は凄く簡単で単純だから、興奮するポイントさえ知ってしまえば思うままにコントロールできる ?女性の「色気」を最大限に活用する、色気を「演出」する ?彼があなたから離れられなくなる「体位」 ?セックスで互いのオーガズム・ポイントを探す ?あなたの「性器の締まり」を良くするトレーニング法 などが必要であると力説します。 ここまで読んで来て、なにか思い当たることがありませんか? そう、これらの文章は女性週刊誌のセックス記事を切り張りしたものであって、さも特別な秘密のテクニックがあるかのようにほのめかすのですが、実はどこにも目新しいものがありません。 「秘密のテクニック」なるものは、結局オイルマッサージとフェラチオの組み合せでしかないようです。(秘密をバラしてしまいましたが) なぜなら、こうしたサイトの運営者は(本当か嘘は判りませんが)大半は高級風俗店等で働いた経験があり、その経験を生かして恋愛や性生活に悩む女性へのアドバイスを始めたと、その動機を述べているからです。 でも「最高のセックスには愛が必要である」と主張しないだけ、これらの「性交マニュアルもの」はまだマシかもしれません。 お互いに、どん欲に快楽をむさぼり合うことに徹するという点だけは支持できるからです。 さて著者からの性愛のアドバイスです。その内容はきわめて単純です。 ただ妄想を豊かにすること、あらぬことをあえて考え、してはならぬことをあえて行うこと、つまりベッドの中はパートナーが嫌がること以外なら何でも許される無法地帯であると達観することです。 日本ロレアルの調査 2009-12-27 11:18:00 日本ロレアルのブランド「メイベリン ニューヨーク」が、今年11月に21〜39歳の未婚有職女性504人を対象として実施した「ベースメイク」に関する意識調査で、なんと約8割が「すっぴんでは電車に乗れない」と回答したそうです。 また「すっぴんでどこまで出かけられますか?」との質問に対し、 電車に乗らない徒歩圏内までが38% 近所のスーパー・コンビニまでが24% ゴミ出しまでが12% で合計77%が「ごく限られた近所までがすっぴんの行動範囲」にとどめていることが判りました。 ちなみに「すっぴんで、電車に乗りどこまででも行ける」と回答した人はわずか14%にすぎませんでした。 この調査では「自分のすっぴんに自信がありますか?」との質問に、約60%近くが「自信がない」と答え、その内訳を世代別で見ると20代が58%・30代は54%で、若い肌の20代女性の方が「すっぴん」に自信がないことも判明しました。 特に「すっぴんを見せられない相手」との質問に、75%の女性が「男性の同僚」と答えています。 どうやら職場でのメイクが常態化していることが、「電車内でのメイク」の常態化を招ているようです。 また、若いのに「お化粧しないと自信が持てない女性」が増加しているとすれば、化粧品メーカーの戦略にまんまと乗せられているか、メイクをした顔こそが「本当の自分の顔」と信じたいとの女性心理が相互に影響していることになります。 若い女性にいくら言っても、聞き入れてはもらえないないでしょうが、ヒトは外見ではありません。 逆説的に言えば、現代は「ありのままの自分を素直に見せる」ほうが、新鮮で貴重な時代なのです。 なお、お化粧を民俗学的に解釈すると、完璧なメイクをした女性には「何か隠したい面がある」と同時に、「もう一人の自分に化ける」ための儀式が必要なヒトであると見なされます。 未開地の原住民や歌舞伎俳優が顔を書いたり、仮面(ペルソナ)を付ける・タトゥを入れる等の行為も、すべてハレ(祝祭)の日に「日常性を隠して、別の人格を身にまとう」ことを意味しています。 本来、ハレの日に特別に行っていたお化粧が、日常的に行われるようになると、お化粧が特別な意味を持たなくなってしまいます。 それを「おしむ」著者は「古いヤツ」なのでしょうか・・・ オンナは見た目か? 2009-12-28 10:35:22 【美 (Unknown):化粧した20才処女と、薄化粧した30才と、スッピン不細工40才では、どの人とベットインしますか?】 前回、多くの女性がノーメイクでは外出しないという化粧品メーカーの調査結果を紹介したところ、美さんから上記のような質問が届きました。 この回答を「はぐらかす」つもりはありませんが、著者は以下の理由により上記の質問を「お蔵入り」といたします。 著者は年齢に関わりなく、女性が処女か非処女にこだわることはありません。 処女を求め、処女を好む男性は「性的にウブで無知な女性」を求めているのであり、処女にこだわることは成熟したオトナの女性とスリリングな性愛を理想とする著者のポリシーに反します。 確かに著者はメイクした女性が少々苦手です。 軽い喘息と鼻アレルギーがある著者にとって、「粉っぽいお化粧」をした女性に近づくと咳やクシャミが出るからです。同様に強烈な香水も困ります・・・ 以前このブログに書きましたが、著者には幻臭に近い「特殊な嗅覚」があり、時にこの幻臭は「直感レーダー」として機能します。 幻臭とは幻覚・幻聴の一種であり、生身の女性のニオイだけでなく、その女性から「そこはかとなく」にじみ出る香りを嗅覚でなく延髄でキャッチします。 このレーダーはどんなに離れていても機能するのですが、近くにいて強烈な香水を付けていると攪乱されてしまうのです。 次に、著者は「女性が美形であるのか、不細工であるのか」で女性を選ぶことはありませんし、性交のみを目的に女性と交際することもありません。 ちなみに著者のレーダーがキャッチした美さんのニオイは大変「good」でした。 女性が男性を選ぶ基準 2009-12-29 12:28:34 【男目線考 (Unknown):女性が選ぶ男性とはと考えてみたが、基準がない。…見た目?…結局男性はだいたいな女ならセックスできるけど、女性はだいたいな男とはセックスできないんだよ。著者の目線は男性目線なんだよ】 さっそく、コメントが届きました。 「結局男性はだいたいな女ならセックスできるけど」とありますが、それは大衆的発想・十把一絡げ(ジュッパヒトカラゲ:味噌も糞も一緒にすること)的発想であって、著者のスタンスではありません。 また「女性はだいたいな男とはセックスできないんだよ」とありますが、これも少々疑問です。 好きな男性でもないのにセックスする女性は大勢いますし、出会い系サイトを通じて「援助」を求める女性も多いと思います。 確かに著者は男性ですが、実は物の見方が大衆男性と異なるので、時々「ホントは女性なんでしょう?」とメールで尋ねられることがしばしばあり、いつも男性目線に偏らないように注意しております。 女性は運転がヘタ? 2009-12-31 21:17:30 ドイツ・ルーア大学のフェミニストであるクラウディア・ウォルフ博士が「女性は男性よりも駐車が下手」という研究を発表事実を証明しました。 この実験は65人のボランティアが「アウディ」のファミリーサルーンを使用して前進やバックでの駐車を行い、駐車スペースの白線内にきちんと駐車するまでの所要時間を計ったもので、結局女性の方が男性より平均20秒所要時間が長かったそうです。 特に最も差が出たのは縦列駐車で、女性の運転は縁石から離れてしまい、正確さに欠けていたとのことです。 一般的に男性の方が空間認識に優れており、脳のなかでハンドル操作や自動車の位置を正確に把握できると言われています。 一方、女性は空間認識が苦手と言われ、さらにバストが邪魔になって車両の周囲を見回すのが難しいという女性もおります。 このため、女性は男性よりも運転が下手と思われがちなのですが、女性の大型トラックドライバーやタクシードライバーもおり、あながち女性全部が「運転が下手」と断定することはできません。 なぜ著者がこの研究に疑念を抱くかと言うと、実験の方法が少々ズサンだからです。 例えば、運転が下手な女性もおりますが、運転が下手な男性もいます。 またバストが大きくて運転が下手な女性もいれば、バストが大きいのに運転がウマイ女性(例:モーニングさん!)もおります。 さらにバストが小さいのに運転が下手な女性もいれば、バストが小さくて運転がウマイ女性もおります。 もし、公平な実験を行うのであれば、日常的に運転をしている男女のグループと、普段あまり運転をしていない男女のグループを作り、さらに運転に自信がある男女と運転に自信がない男女を同数集める必要があります。 そして女性は、運転に自信があるバストが大きな女性と、運転に自信があるバストが小さな女性を同数集め、運転に自信がないバストがおきな女性と、運転に自信がないバストが小さな女性も同数集めるべきです。 これだけの条件で繰り返し縦列駐車を行い、各グループの平均所要時間を計測すべきでしょう。 とかく男性の研究者は安直な結論を導きたがり、男性の優位を誇示したがります。 男性は妊娠することも、出産することもできず、家事すら満足にできません。 ウォルフ先生、たかが縦列駐車ぐらいで女性が男性より劣っているなどと決めつけないでください。 ----------------------------------------------------------- この一年、ご愛読ありがとうございました。 ☆来年が良い年になりますように☆
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